好きの代わりにサヨナラを【蒼編】《完》
ライブ前の会場に流れていた音楽が止められ、客電が落とされた。
会場は一旦静まり返った後、大きな歓声が上がった。
それまで座っていた観客が、一斉に立ち上がる。
周りの客は、次々とペンライトの光をつけていく。
俺も慌てて立ち上がり、ほのかの名前が入ったタオルを首にかけたままペンライトをつけた。
客席は、ライトブルーの光に染まった。
snow mistのデビュー曲が流れている。
ステージの照明がつき、逆三角形を作ってポーズを決めるメンバーの姿が照らし出された。
スポットライトが、逆三角形の頂点に立つあいつを照らしている。
あいつは、ステージの中央へと歩き出した。
会場は一旦静まり返った後、大きな歓声が上がった。
それまで座っていた観客が、一斉に立ち上がる。
周りの客は、次々とペンライトの光をつけていく。
俺も慌てて立ち上がり、ほのかの名前が入ったタオルを首にかけたままペンライトをつけた。
客席は、ライトブルーの光に染まった。
snow mistのデビュー曲が流れている。
ステージの照明がつき、逆三角形を作ってポーズを決めるメンバーの姿が照らし出された。
スポットライトが、逆三角形の頂点に立つあいつを照らしている。
あいつは、ステージの中央へと歩き出した。