好きの代わりにサヨナラを【蒼編】《完》
ステージに立つほのかは、俺が知っているほのかとは別人だった。
あいつは間違いなく、アイドルグループのセンターだった。
俺はとんでもない事をしてしまったのだろうか。
軽い気持ちでオーディションに応募したら、あいつは遠い世界へ行ってしまった。
もう俺だけのほのかではない。
あいつにはアイドルとして成功してほしいが、これ以上有名になってほしくない思いもある。
幼なじみとして、あいつを素直に応援できない自分がいた。
ステージの上で光り輝くほのかを、俺は複雑な思いで観ていた。
あいつは間違いなく、アイドルグループのセンターだった。
俺はとんでもない事をしてしまったのだろうか。
軽い気持ちでオーディションに応募したら、あいつは遠い世界へ行ってしまった。
もう俺だけのほのかではない。
あいつにはアイドルとして成功してほしいが、これ以上有名になってほしくない思いもある。
幼なじみとして、あいつを素直に応援できない自分がいた。
ステージの上で光り輝くほのかを、俺は複雑な思いで観ていた。