〈BL〉クリスマス短編☆゚+.2018 ゚+.☆
今日はクリスマス。
僕は恋人である悠輔を驚かそうと
連絡をせずに来た。
合鍵は持っているから
それで開けて玄関に
足を踏み入れた瞬間に後悔した。
リビングからは事情の最中だとわかる
女の声が聞こえて来たからだ。
ご丁寧に相手の名前まで
呼んでいるんだから隠しようもない。
僕が聞いているとは
夢にも思っていないだろう二人に
気付かれないように外に出て
玄関の鍵を閉めた。
悠輔の浮気癖は知っていたけど
女もいけるとは初めて知った。
流石に僕も限界だ。
クリスマスだというのに
一人寂しくアパートに帰り
荷物をまとめて夜行列車に乗った。
*:.*.:*:。∞。:*:.*.:*:。∞。:*:.*.:*
実家に三日程、滞在した僕は
アパートの解約等をするために、
一度、東京に戻ることにした。
滞りなく解約は済み、
僕はその日の夕方は新幹線に乗った。
悠輔は何時気付くだろうか?
僕がアパートを解約したことを。
僕が東京からいなくなったことを。
さよならは告げずに僕は
実家に帰ることにした。
僕は恋人である悠輔を驚かそうと
連絡をせずに来た。
合鍵は持っているから
それで開けて玄関に
足を踏み入れた瞬間に後悔した。
リビングからは事情の最中だとわかる
女の声が聞こえて来たからだ。
ご丁寧に相手の名前まで
呼んでいるんだから隠しようもない。
僕が聞いているとは
夢にも思っていないだろう二人に
気付かれないように外に出て
玄関の鍵を閉めた。
悠輔の浮気癖は知っていたけど
女もいけるとは初めて知った。
流石に僕も限界だ。
クリスマスだというのに
一人寂しくアパートに帰り
荷物をまとめて夜行列車に乗った。
*:.*.:*:。∞。:*:.*.:*:。∞。:*:.*.:*
実家に三日程、滞在した僕は
アパートの解約等をするために、
一度、東京に戻ることにした。
滞りなく解約は済み、
僕はその日の夕方は新幹線に乗った。
悠輔は何時気付くだろうか?
僕がアパートを解約したことを。
僕が東京からいなくなったことを。
さよならは告げずに僕は
実家に帰ることにした。