Bestパートナー

裏部屋に連れてこられたあたしは、訳もわからずただ黙ってたんだ…


「尋…重すぎ…」

「だったら、降ろしてよ」


そう言った瞬間にあたしを支えていた隼人の力が弱まる…


「きゃっ…」


あまりにも急だったから、叫んじゃった…

ても、あたしはまだ隼人に支えられてて、


もっと顔が近くなったんだ

近い…


「自分だってアド交換してたじゃん…」


沈黙に堪えられなくなったあたしは隼人に言う


「見てたんだ…。でも俺はいいの」


いつもと違う隼人の顔…

こんな顔するんだ

でも…
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