ごちゃまぜLOVEっ
あたしは爆発した。いや、いろんな意味で。
まず、「ホタル」と呼ばれることに対する耐性はほぼ皆無だ。仲の良かった幼稚園以来の親友でさえも、呼ばせるのは絶対死守。そう言ったが最後、あたしの必殺技が炸裂する。
ネームプレートにふりがな付けときゃよかった…。
って、バカバカ!! そうじゃなくて、もっとヤバい起爆剤があったんだ! もう、そりゃあ、文系脳のあたしでさえも表現不可能、大学入試の数百字記述さえも月とすっぽんな男の子がいた。
え、4文字で表せと。はあ、仕方ないか。
「ちょっとー、あたしはケイっていうの!! 絶対にあんたの名前を覚えてやるからねこのイケメン!!!」
幸か不幸か、なぜかマイクがその声を拾ってしまい(だって、あたしは最前列から2番目だった)、体育館中にあたしの叫びが響いた。
体は熱い水蒸気でいっぱい。顔はりんごをとっ越して太陽。
そう、これからがあたしのLOVE期だったのだ。
まず、「ホタル」と呼ばれることに対する耐性はほぼ皆無だ。仲の良かった幼稚園以来の親友でさえも、呼ばせるのは絶対死守。そう言ったが最後、あたしの必殺技が炸裂する。
ネームプレートにふりがな付けときゃよかった…。
って、バカバカ!! そうじゃなくて、もっとヤバい起爆剤があったんだ! もう、そりゃあ、文系脳のあたしでさえも表現不可能、大学入試の数百字記述さえも月とすっぽんな男の子がいた。
え、4文字で表せと。はあ、仕方ないか。
「ちょっとー、あたしはケイっていうの!! 絶対にあんたの名前を覚えてやるからねこのイケメン!!!」
幸か不幸か、なぜかマイクがその声を拾ってしまい(だって、あたしは最前列から2番目だった)、体育館中にあたしの叫びが響いた。
体は熱い水蒸気でいっぱい。顔はりんごをとっ越して太陽。
そう、これからがあたしのLOVE期だったのだ。