その恋は運命でした
私はふわふわとした足取りで学校に向かった


駄目だ、めっちゃにやける・・・!


神「おっはよー!!」
ア「なになに、神楽耶ー、めっちゃ今日機嫌いいじゃん!」


私が教室に入ってきた瞬間に声をかけてきたの金髪ボブは
私の親友の一人、西條アリサ


親は有名なスポーツ選手


私とアリサは幼等部からの長い付き合いのある親友だ


うちの学校は色んなお嬢様や有名人の娘が通うお嬢様学校


クラスメイトはみんなお嬢様だ


神「いや、実はかくかくしかじかで・・・」
ア「へえー!そんなイケメン、私も会ってみたかったなー」
桜「珍しいわね、神楽耶が殿方に興味を持つなんて」


そういって本から顔を上げた黒髪ロングの子は小等部から編入してきた
私の二人目の親友、島崎桜子


名家のお嬢様で和風な感じの子


頭がものすごくよくて、テスト前には私とアリサもお世話になっている


神「その人がものすごくかっこよくてね、また会えるといいなって思ってるの」
ア「会えたら私たちにも教えてね!」
桜「あなたがそこまで言う殿方に私もあってみたいわ」


キーンコーンカーンコーン


ア「うわ、チャイムだ」
桜「ちゃんとチャイムが鳴り終わる前に席に着くのよ、アリサ」
ア「わかってるよー」
神「ふふふ」
先「皆さーん、席についてくださーい」


駄目だ、二人に話しちゃったからか、頬が熱くなってきた


今日、私はまともに授業を受けられるのかな・・・?




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