one Love 〜知らなかった恋する気持ち〜
なのに……
その出来事は驚く間もなくやってきていた……。
ファーストキスって……そういうものなのかな?
でも、その相手が理玖くんだなんて今でも信じられない。
出来すぎた夢なんじゃないかって思える。
「ふぅー……」
何でだろう?なんて考えたら、疑問は果てしない。
それに、きっと答えなんて見つからないと思う。
「何で……きゃっ!」
ウダウダ悩みながらごろんと寝返りを打ったと同時。
あまりの驚きで私はベッドから飛び起きていた。
なっ、何で⁈
いつの間に⁈