停留所で一休み
しかも礼儀正しくて仕事もできるから、男性社員のみならず、上司からの受けがよかった。
私も真帆ちゃんだけは、特別に可愛がって世話をしていた。
他の派遣の子達が、半年から一年で離れていくのに対して、真帆ちゃんは、もう2年もこの会社で働いてくれているからね。
「あ~、七宮さんは……ちょっと休憩じゃないですかね…」
明らかに、挙動不審の松下君。
絶対ウソをつけないタイプなのよね。
「私も休憩してこようかな。」
「か、係長も???今は、行かない方が…」
そう言って、自分の口を塞いでいる松下君を見ると、かなり怪しい。
「ちょっと一杯、コーヒーでも飲んで来るだけよ。」
私は軽い足取りで、休憩室へ向かった。
私も真帆ちゃんだけは、特別に可愛がって世話をしていた。
他の派遣の子達が、半年から一年で離れていくのに対して、真帆ちゃんは、もう2年もこの会社で働いてくれているからね。
「あ~、七宮さんは……ちょっと休憩じゃないですかね…」
明らかに、挙動不審の松下君。
絶対ウソをつけないタイプなのよね。
「私も休憩してこようかな。」
「か、係長も???今は、行かない方が…」
そう言って、自分の口を塞いでいる松下君を見ると、かなり怪しい。
「ちょっと一杯、コーヒーでも飲んで来るだけよ。」
私は軽い足取りで、休憩室へ向かった。