太陽みたいなキミ
「…っ、あっははは、おまっ、なんつー顔してんだよっ」

クシャッと崩れた顔で、ヒーヒーと言いながら笑ってる。いや、お前猿のおもちゃかってぐらい、バシバシ手を叩いているが、笑い過ぎたのか、目に涙をためてそれを拭っていた。


「…いや、笑いすぎでしょ」

「あー面白かった」


お前、本当最高だなって言われたけど、褒めてるんだか褒めてないんだかよくわからない。

「私、美人顔じゃないし、何解説してんの?」

「いや、みんながわかるように言ったんだよ。感謝して欲しいもんだわ」


感謝したくないわ…
なんで感謝しないといけないのよ…
そう思い、膨れっ面していたら、はるが「悪かったよ」と言い、手を合わせた。


「いいよ、もう。怒ってないし」

「そ?ならよかった」


はるはそう言い、前の方に友達がいることに気づいたのかすぐその友達の所に行った。
楽しそうに友達とじゃれあってる。


「ばーか」


ぽつり、小さな声で呟いた声は周りの音にかき消された。

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