星屑が消えた日
「あ、今日叔父さんはいるの?」
「仕事が忙しいみたいだからあと1ヶ月は家に戻れないらしい」
「そっか、じゃあ2人分だけでいいね」
私の家系は代々この街で1番大きい総合病院の院長を継いでいる。
私は馬鹿だから継げないけど。
そのためお父さんの帰りは遅く、なんならほとんど帰ってこない。
お母さんとお兄ちゃんは居たけど、死んでしまっていて私とお父さんの2人家族になってしまった。
春馬の家は、お父さんもあ母さんもバリバリ働いていて今は2人とも海外赴任中で家を留守にしていることが多くて私達は一緒にいることが多く、いつの間にか一緒に生活することが多くなっていた、元々隣の家だしね。