僕は彼女の名前をまだ知らない
頭の中が彼女だらけになって、気分が悪くなってくる。


「ぅあああああああああああああああ!」



彼女のことを忘れようと、数学のワークを机に叩きつける。

開いたページは、まだ1問も解けていない。

僕はワークに、数字を殴りつけた。
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