僕は彼女の名前をまだ知らない
ガシャンとドアが閉まる音がして、急に家が静かになる。

僕はそっと目を閉じた。






まぶたの裏に映るのは、やっぱり彼女で、辛くて目を開けたいけどまだ彼女を見ていたくて……


そのまま僕は寝てしまった。
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