僕は彼女の名前をまだ知らない
8月2日(金)
昨日は眠れなかったせいか、珍しく9時まで寝てしまった。
だから、カーテンを開けた先に彼女の顔が見えたのは、そのせいだと思った。
だけど
「おっはよー!」
彼女の声で、夢じゃなかったのだと気づいた。
2階の僕の部屋から道路の彼女と話すには、大声を出さなければならない。
「なんでいるのー?」
「えー?
だって君、今日お散歩こなかったじゃーん。」
「え?
ほんとにその理由?」
「うん!!
だから早く来てねー!」
嬉しい。
彼女が家に来てくれたこと。
今日も彼女といれること。
だから、カーテンを開けた先に彼女の顔が見えたのは、そのせいだと思った。
だけど
「おっはよー!」
彼女の声で、夢じゃなかったのだと気づいた。
2階の僕の部屋から道路の彼女と話すには、大声を出さなければならない。
「なんでいるのー?」
「えー?
だって君、今日お散歩こなかったじゃーん。」
「え?
ほんとにその理由?」
「うん!!
だから早く来てねー!」
嬉しい。
彼女が家に来てくれたこと。
今日も彼女といれること。