恋する気持ち
身長差が30センチもあるあなたを
見上げる瞬間、いつも
あなたをもっと好きになっていた

見上げたときに
微笑んで頭を撫でてくれたね

「小さいなー、おまえは」

そんな声が今でも聞こえてくるの

あなたは今何をしていますか?

今もどこかで
私をみてるのかな?

病室のあなたはいつも笑ってて
病室を出た後に聞こえる鼻をすする音は
きっとあなたの涙の跡

あなたが生きたかった今を
あたしが代わりに生きてるよ


大丈夫


幸せになるからね
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