しあわせ食堂の異世界ご飯3
ふわふわのわたあめを手で掴み口へ運ぶという作業はそのペースが緩むことなく続けられて、あっという間にすべてのわたあめがリズのお腹の中へ消えた。
「すごいすごい、とっても美味しかった。こんな料理、初めて!」
リズは先ほどの寂しそうな姿はどこへやら、元気いっぱい美味しかったことを手を振り全身で表現してアリアへ伝えてくれる。
「パパがいつも珍しいお菓子とかをお土産でくれるんだけど、そのなかにも、こんな不思議なお菓子はなかったの!」
「リズちゃんに喜んでもらえてよかった。笑顔になってくれたし、嬉しいな」
アリアはとても嬉しそうにしているが、リズを抱いたままのカミルと、その横にいるシャルルが絶望した顔を見せていた。
思わずびくっと体が震えたけれど、すぐにふたりの分のわたあめがないことが原因だということに気づく。
まだザラメは残っているから、わたあめを続けて作ることは可能だ。
「すごいすごい、とっても美味しかった。こんな料理、初めて!」
リズは先ほどの寂しそうな姿はどこへやら、元気いっぱい美味しかったことを手を振り全身で表現してアリアへ伝えてくれる。
「パパがいつも珍しいお菓子とかをお土産でくれるんだけど、そのなかにも、こんな不思議なお菓子はなかったの!」
「リズちゃんに喜んでもらえてよかった。笑顔になってくれたし、嬉しいな」
アリアはとても嬉しそうにしているが、リズを抱いたままのカミルと、その横にいるシャルルが絶望した顔を見せていた。
思わずびくっと体が震えたけれど、すぐにふたりの分のわたあめがないことが原因だということに気づく。
まだザラメは残っているから、わたあめを続けて作ることは可能だ。