赤髪とホットミルクと。
「え、めっちゃ家遠いじゃん」
「ですね、まずここがどこか分からなくて」
やばいねそれ、とやっぱり綺麗に微笑む彼とどうしてこうやって歩いているのかは私がいちばん聞きたい。
どうやら彼の勤務時間がちょうど終わりだったらしく、外も暗いからということでマスターさんに私を送るよう頼まれたらしい。
マスター……………グッジョブ!!!!
「あ、でも大丈夫ですよ!もう駅だし!」
さすがに初対面の人(しかもイケメン)に家までしっかり送ってもらうのは悪いし、なにより心臓がもたない。
だからもう別れましょう、という意味で言ったつもりだったんだけど
「俺ここに車停めてるの」
「そうなんですね!じゃあ私はここで〜…」
「君も乗って、ちゃんと送るから」
こっち、と言って彼の車まで案内されてしまっている。
いやいやいや、ね?
だってあの顔で乗ってって言われたら頷くほかないよ??
もう図々しく乗っちゃえ!とヤケになって彼がドアを開けてくれた助手席に乗り込んだ。
「寝てていいから」
「ありがとうございます、、」
また すみません、と謝りそうになるのを飲み込むと
一日の疲れからか、はたまた隣の彼の安心感からか
大きな大きな睡魔が襲いかかり瞼をどんどん重くしていった。
「ですね、まずここがどこか分からなくて」
やばいねそれ、とやっぱり綺麗に微笑む彼とどうしてこうやって歩いているのかは私がいちばん聞きたい。
どうやら彼の勤務時間がちょうど終わりだったらしく、外も暗いからということでマスターさんに私を送るよう頼まれたらしい。
マスター……………グッジョブ!!!!
「あ、でも大丈夫ですよ!もう駅だし!」
さすがに初対面の人(しかもイケメン)に家までしっかり送ってもらうのは悪いし、なにより心臓がもたない。
だからもう別れましょう、という意味で言ったつもりだったんだけど
「俺ここに車停めてるの」
「そうなんですね!じゃあ私はここで〜…」
「君も乗って、ちゃんと送るから」
こっち、と言って彼の車まで案内されてしまっている。
いやいやいや、ね?
だってあの顔で乗ってって言われたら頷くほかないよ??
もう図々しく乗っちゃえ!とヤケになって彼がドアを開けてくれた助手席に乗り込んだ。
「寝てていいから」
「ありがとうございます、、」
また すみません、と謝りそうになるのを飲み込むと
一日の疲れからか、はたまた隣の彼の安心感からか
大きな大きな睡魔が襲いかかり瞼をどんどん重くしていった。