向日葵の記憶
第一章
『そこ、退いてくれます?』


私は、
山本 瞳

高校1年生

朝教室に行くと、
同じ学年と思われる
違うクラスの奴が
私の席に座っていた。


「・・・はいはい」

っと彼はため息交じりの声で
、自分のお尻をはたきながら
言った。

『あの・・・』


「何?」

彼は起こり気味で言った。

『あっ、えっ、
私の椅子汚くないですから!
はたかないでくれます?』


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