向日葵の記憶
そして放課後。

私はいつも
ガーデニング部が集まっている
教室に1人で居た。

(結局来てしまったぁ)

すると、後ろのトビラが開いた。

「やっぱ来ていたんだ」

『あんたが来いっていったんじゃん』
すると、一冊のノートを開いて
私の前に置いた。

『何これ?』

「んふふ♪名前書いて」

私はそのノートを見ると
こいつの名前が書いていた。
表紙を見ると
“ガーデニング部 部員表”
っと書いていた。

『なっちゃうじゃん
ここに書いたら私、部員に・・・』

「いいからいいから♪
貸して」

するとあいつは、
ノートに私の名前を書いていた。

「にひひ♪これでお前は
2号っ♪」

『ありえないし!
そもそも、来るだけって・・・』

そう言いながら
筆箱から修正テープを
だして消そうとしたとき、
あいつの手が私の手と重なって、

「一緒にやろ?」

上目使いかよ!
騙されるな私!

『////』 
< 10 / 34 >

この作品をシェア

pagetop