向日葵の記憶

第三章

遅刻しそうな中
私は思いっきり走った。

そして教室のドアを
思いっきり開けた。

――ガラ

「バーカ。」

あれ?
教室には、変に笑ってるあいつと、
私しかいない。

『な、なんで?』

「んー今日は創立記念日♪」

『まぢで!』

「ん。まぢで。
まぁ気をつけなさいよ」

あいつは、
くすくす笑っている。

『あんたも来てるぢゃん!』

「うん。」
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