向日葵の記憶
第四章
『……』
私は息を切らしてたので
喋れなかった。

あいつと、安奈は
少し暗い顔をしていた。

「あの・・・」
私の横に、医師らしき人が
話した。

『はい…』

「二宮さんとはどんな関係で。」

私は胸を張って言った。
『彼女です!』

すると、あいつはこっちを向いて
ニコっと笑ってくれた。

「でわ、彼女さんにも
言いましょう。
彼は・・・」

「待ってください!」
あいつが口だした。

そして、小さくあいつは
お医者さんに首を振った。

そして、軽くお辞儀して
病室から出て行った。

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