向日葵の記憶
「……うん。」

『でも、先生が…』

「……」

『分かった。
ちゃんと言えるようになったら
教えて。
彼女なんだから。』

彼は頷いた。

『でも、元気そうで
良かった。』

「そりゃ元気だよ
でも、明日から夏休みまで
学校いけない」

『そうなんだ…』

「寂しいの?藁
まぁ夏休みまで、あと一週間ぢゃん」

『寂しくないもん!』
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