PRISM « Contract marriage 番外編»
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翌日の夜…も、3人での行為は、繰り返された…


が…、悠夏の目隠しが緩み、外された…

その瞳に、映る…人の姿に、悠夏の身体は瞬時に強ばった…

「…吉澤さん…っ? どうして…?」

目の前で起こっている光景に、悠夏は、すぐ様、身体を起こし…胸元を隠した…

紘一は、冷めた瞳を向け…悠夏の身体を背後から抱きすくめ…、その耳元に…

「お前…、自分の夫と恋人の区別も出来ないのか?」

と、冷めた声で言い放った…

悠夏は、恐る恐る…紘一の方に視線を向け…

「…紘一さん、まさか…昨夜も…?」

紘一は、悠夏の両手首を掴み、身体を押さえ込み…

「お前、俺を騙せると思っていたのか?」

悠夏の両の瞳から、ポロポロと涙が吹きこぼれる…

「紘一さん、ごめんなさい…。私が悪いの…だから、もう…」

嗚咽混じりの声…

「…3人でやった方が…、きっと楽しめる…」

紘一は、匡に目配せをする…

匡は、両手が塞がっている悠夏の身体の上に覆いかぶさり、愛撫を重ねていく…

「…んっ! 吉澤さん、止めて…。こんなの…酷い…っ!」


代わる代わる…2人の男に愛される蜜のような時間を、悠夏は、最後まで認めたくはなかった…
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