PRISM « Contract marriage 番外編»
♪.:*:'゜☆.:*:'゜♪.:*:'゜☆.:*:・'゜♪.:*:・'゜☆.:*:・'゜♪.:*:
「ねぇ、さっき…お父さんがお風呂に入ろうとしたら…
お湯じゃなく、水だったみたいだけど…
あなた達、知らない?」
と、沙也加に聞かれた…
ソファでくつろぎながら…匡に本を読んでいた紘一は、匡の肘をつつき…
「あ、ごめんなさい。僕」
と、沙也加に進言していた…
「まぁ…、間違えちゃったのかしら? お風呂は、お母さんたちがやるからいいのよ」
その、匡の間違いだと…、信じて疑わない沙也加…
紘一は、誰にも悟られないよう…笑みを浮かべていた…
♪.:*:'゜☆.:*:'゜♪.:*:'゜☆.:*:・'゜♪.:*:・'゜☆.:*:・'゜♪.:*:
そう…、少しずつ…時間をかけ…
紘一は、匡を洗脳し…、自分には決して逆らわない…逆らわせない…主従関係を作って行った…
4年後…、紘一 11歳 匡 7歳
「お母さん。」
土曜日の昼下がり…、匡は、レース編みをしていた沙也加の傍に寄り…
「お母さんは、僕のお母さんじゃないの?」
常日頃…、紘一から自分の母親は沙也加ではない…と、聞かされていた…
紘一からは、沙也加にそのことについて話すな…と、言われていたが…好奇心には勝てなかった…
それも、紘一の計算の内だった…
「ねぇ、さっき…お父さんがお風呂に入ろうとしたら…
お湯じゃなく、水だったみたいだけど…
あなた達、知らない?」
と、沙也加に聞かれた…
ソファでくつろぎながら…匡に本を読んでいた紘一は、匡の肘をつつき…
「あ、ごめんなさい。僕」
と、沙也加に進言していた…
「まぁ…、間違えちゃったのかしら? お風呂は、お母さんたちがやるからいいのよ」
その、匡の間違いだと…、信じて疑わない沙也加…
紘一は、誰にも悟られないよう…笑みを浮かべていた…
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そう…、少しずつ…時間をかけ…
紘一は、匡を洗脳し…、自分には決して逆らわない…逆らわせない…主従関係を作って行った…
4年後…、紘一 11歳 匡 7歳
「お母さん。」
土曜日の昼下がり…、匡は、レース編みをしていた沙也加の傍に寄り…
「お母さんは、僕のお母さんじゃないの?」
常日頃…、紘一から自分の母親は沙也加ではない…と、聞かされていた…
紘一からは、沙也加にそのことについて話すな…と、言われていたが…好奇心には勝てなかった…
それも、紘一の計算の内だった…