バツイチ彼に告白したら、予想外に溺愛されて困惑しています。
すっかり涙も止まって一緒に笑っていたら、目の前に差し出される可愛らしい小さな紙袋。
控えめにリボンがちょこんと付いている。
何だろうと受け取りつつも、首を傾げる。
「可憐にクリスマスプレゼント。」
「えっっっ!あ、ありがとうございます!」
まさかの私へのプレゼントで、焦って落としそうになるのを慌てて受け止めた。
そっと開けてみると、中から出てきたものは【ハンドクリーム】と【リップクリーム】だった。
どちらも“超潤い ぷるんぷるん”と大きく書いてある。
「ごめん、プレゼントすることに慣れてなくて何も思いつかなくて。」
「もしかして図面管理課が乾燥するからこれを選んでくれたんですか?」
「…うん。」
図面管理課が乾燥するっていう話を覚えててくれて、私のために買ってきてくれたんだと思うと、嬉しすぎて顔が緩みまくってしまう。
しかもさっき紅林さん、少し照れたような。
紅林さんでも照れるんだ。
「すっごくすっごく嬉しいです!」
飛びつかんばかりの勢いの私に、紅林さんは苦笑しながら「よかった」とまた私の頭を撫でる。
頭を撫でられると何だかもうあったかい気持ちになって、とろけちゃいそうになる。
「あ、でも私、何も用意してないです。」
「何で?ケーキもらったよ。それに、可憐が隣にいてくれれば何もいらないんだよ。」
さっきは照れて、今は全然照れてないってどういうことですか。
私が…私が照れてしまって思わず頬を押さえた。
控えめにリボンがちょこんと付いている。
何だろうと受け取りつつも、首を傾げる。
「可憐にクリスマスプレゼント。」
「えっっっ!あ、ありがとうございます!」
まさかの私へのプレゼントで、焦って落としそうになるのを慌てて受け止めた。
そっと開けてみると、中から出てきたものは【ハンドクリーム】と【リップクリーム】だった。
どちらも“超潤い ぷるんぷるん”と大きく書いてある。
「ごめん、プレゼントすることに慣れてなくて何も思いつかなくて。」
「もしかして図面管理課が乾燥するからこれを選んでくれたんですか?」
「…うん。」
図面管理課が乾燥するっていう話を覚えててくれて、私のために買ってきてくれたんだと思うと、嬉しすぎて顔が緩みまくってしまう。
しかもさっき紅林さん、少し照れたような。
紅林さんでも照れるんだ。
「すっごくすっごく嬉しいです!」
飛びつかんばかりの勢いの私に、紅林さんは苦笑しながら「よかった」とまた私の頭を撫でる。
頭を撫でられると何だかもうあったかい気持ちになって、とろけちゃいそうになる。
「あ、でも私、何も用意してないです。」
「何で?ケーキもらったよ。それに、可憐が隣にいてくれれば何もいらないんだよ。」
さっきは照れて、今は全然照れてないってどういうことですか。
私が…私が照れてしまって思わず頬を押さえた。