エタニティ・イエロー
平日の本日、仕事が休みなのは篝さんと英木さんだったのだが、副店長である英木さんはこれからお店に出向かないといけないようだ。
来れないのは仕方がないけれど、大丈夫なのかな……。大丈夫なら、いいんだけれど……。
何だかこちらまでそわそわしながら、地上に上がる階段を上っていると、スッと隣に誰かが並んできて、見上げると篝さんではないか。
「幸さん、こんばんは」
「あっ……篝さん、こんばんは」
「英木と尚美さん、もう来てるかな」
「それが、その……今、尚美から連絡が来て」