あなたは呪いの本を信じますか?〜呪いの連鎖劇〜
下校
校門を出ると
「寄り道しない?」
と、早苗が誘ってきた。私は帰ってすることもないし誘いに乗ることにした。
連れてこられたのはあの呪いの本を手に入れた神社の近くの河原だった。
「早苗どうしたの?」
「いや、別になにもないよ」
「本当に?」
「マジで何もないから!それより呪いの本を見たいの」
「え?何で急に?」
「今まで明日菜に何したかなと思ってさ」
「なんだ、そんな事か」
私は鞄をあさり呪いの本を早苗に渡す。
「ありがと」
そう言って本を開きページを1ページずつ丁寧にめくっていく。そして見終わって本を閉じる。
「読んだ?なら返して、次の人の分書くから」
「ヤダ」
「え?」
「聞こえないの?ヤダって言ってるの!」
「は?何でよ、意味不なんだけど!」
「嫌なもんは嫌なの」
「何でそんな事する訳?」
「復讐よ」
「復讐?」
「そう、何の復讐か分かる?」
「、、、、ごめん、分からない」
「そうなんだ、やっぱり聞いてなかったんだね」
「何をよ!」
「怒らないでよ、ちなみに私が復讐したいのは由衣本人じゃなくて由衣のお母さんに復讐したいんだよ!」
「な、何で母さんなの?」
「なにも聞いてないの?」
「う、うん。そうだけど」
「やっぱりかー、何となくそんな気はしてたけどやっぱそうだったんだね」
「早苗、、」
「教えてあげるよ!私のお母さんが由衣のお母さんにどんな目に遭わされたか」
早苗の顔には、いつもみたいな明るい笑顔が浮かんでいた。
校門を出ると
「寄り道しない?」
と、早苗が誘ってきた。私は帰ってすることもないし誘いに乗ることにした。
連れてこられたのはあの呪いの本を手に入れた神社の近くの河原だった。
「早苗どうしたの?」
「いや、別になにもないよ」
「本当に?」
「マジで何もないから!それより呪いの本を見たいの」
「え?何で急に?」
「今まで明日菜に何したかなと思ってさ」
「なんだ、そんな事か」
私は鞄をあさり呪いの本を早苗に渡す。
「ありがと」
そう言って本を開きページを1ページずつ丁寧にめくっていく。そして見終わって本を閉じる。
「読んだ?なら返して、次の人の分書くから」
「ヤダ」
「え?」
「聞こえないの?ヤダって言ってるの!」
「は?何でよ、意味不なんだけど!」
「嫌なもんは嫌なの」
「何でそんな事する訳?」
「復讐よ」
「復讐?」
「そう、何の復讐か分かる?」
「、、、、ごめん、分からない」
「そうなんだ、やっぱり聞いてなかったんだね」
「何をよ!」
「怒らないでよ、ちなみに私が復讐したいのは由衣本人じゃなくて由衣のお母さんに復讐したいんだよ!」
「な、何で母さんなの?」
「なにも聞いてないの?」
「う、うん。そうだけど」
「やっぱりかー、何となくそんな気はしてたけどやっぱそうだったんだね」
「早苗、、」
「教えてあげるよ!私のお母さんが由衣のお母さんにどんな目に遭わされたか」
早苗の顔には、いつもみたいな明るい笑顔が浮かんでいた。