あなたは呪いの本を信じますか?〜呪いの連鎖劇〜
復讐
「どう由衣、私が由衣のお母さんにどれだけの事をされか分かった?」
「嘘、じゃあ早苗の親が死んだのは私のお母さんのせいなの?」
「そうだよ、正解」
早苗は、不気味な笑顔を私に向ける。もういつもの早苗じゃ無い気がした。
「早苗、ごめん私のお母さんのせいで、こんな、こんなことに」
「今さら泣かないでよ」
「なんか、復讐しにくくなるから」
「え?復讐って何する気なのよ、早苗!」
「決まってんじゃん」
早苗は、鞄からライターを取り出した。
「なんの冗談なの?」
「冗談だと思う?」
早苗は、ライターをカチカチいじっている。
「早苗、、まさか本を燃やす気?」
「わかんなーい」
「なにそれ!ふざけないで!」
「私に反抗するんだ、ならいいよ!呪いの本燃やすから」
ライターを近づける。
「謝んないと燃やすよ?いいの?」
「ご、ごめんなさい」
「良くできたね!偉いね由衣は」
頭を撫でてくる早苗。かなり怖い。
「学習したね」
「何バカにしてくれてんの?ふざけんじゃないわよ」
「どうしたの急に?」
「どうしたかって?何でお母さんの問題で私が殺されないといけないわけ?意味分かんない!」
「由衣、ゲームオーバだよ!」
「は?まだふざけてんの?」
「やっぱり、性格はあの女に似てるね!自分が助かるためにすることも」
「え?どういう事よ!」
「私のお母さんは、由衣のお母さんがそうやって泣き叫んだからお母さんが隙を見せた。怯んだすきに呪いの本を回収したのよ!あの女は!」
「え?」
「そのあとたまたまタバコを吸うために持ってたライターで本を燃やしたの」
「そんな、、」
「だから、由衣があの女と違う行動をとればクリアだったけどやっぱり無理だったね!」
早苗の顔は、今までみたこと無いくらいの笑顔。ライターに火をともし呪いの本に近づける。
「やだ、やめてよ、早苗!」
「うるさい!死ね」
その瞬間、呪いの本にライターの火が燃え移り、一気に燃えていった。
「嘘だ嘘だ嘘だー!」
「由衣、現実だよ?」
泣き叫ぶ私を見て優しく微笑みかけてくる早苗。顔はいつも通りなのに何が違う。
「由衣、私の復讐に付き合ってくれてありがとね!バイバイ!」
「イヤァァァァァァァァア」
私の叫ぶ声が永遠とこだましていた。
「どう由衣、私が由衣のお母さんにどれだけの事をされか分かった?」
「嘘、じゃあ早苗の親が死んだのは私のお母さんのせいなの?」
「そうだよ、正解」
早苗は、不気味な笑顔を私に向ける。もういつもの早苗じゃ無い気がした。
「早苗、ごめん私のお母さんのせいで、こんな、こんなことに」
「今さら泣かないでよ」
「なんか、復讐しにくくなるから」
「え?復讐って何する気なのよ、早苗!」
「決まってんじゃん」
早苗は、鞄からライターを取り出した。
「なんの冗談なの?」
「冗談だと思う?」
早苗は、ライターをカチカチいじっている。
「早苗、、まさか本を燃やす気?」
「わかんなーい」
「なにそれ!ふざけないで!」
「私に反抗するんだ、ならいいよ!呪いの本燃やすから」
ライターを近づける。
「謝んないと燃やすよ?いいの?」
「ご、ごめんなさい」
「良くできたね!偉いね由衣は」
頭を撫でてくる早苗。かなり怖い。
「学習したね」
「何バカにしてくれてんの?ふざけんじゃないわよ」
「どうしたの急に?」
「どうしたかって?何でお母さんの問題で私が殺されないといけないわけ?意味分かんない!」
「由衣、ゲームオーバだよ!」
「は?まだふざけてんの?」
「やっぱり、性格はあの女に似てるね!自分が助かるためにすることも」
「え?どういう事よ!」
「私のお母さんは、由衣のお母さんがそうやって泣き叫んだからお母さんが隙を見せた。怯んだすきに呪いの本を回収したのよ!あの女は!」
「え?」
「そのあとたまたまタバコを吸うために持ってたライターで本を燃やしたの」
「そんな、、」
「だから、由衣があの女と違う行動をとればクリアだったけどやっぱり無理だったね!」
早苗の顔は、今までみたこと無いくらいの笑顔。ライターに火をともし呪いの本に近づける。
「やだ、やめてよ、早苗!」
「うるさい!死ね」
その瞬間、呪いの本にライターの火が燃え移り、一気に燃えていった。
「嘘だ嘘だ嘘だー!」
「由衣、現実だよ?」
泣き叫ぶ私を見て優しく微笑みかけてくる早苗。顔はいつも通りなのに何が違う。
「由衣、私の復讐に付き合ってくれてありがとね!バイバイ!」
「イヤァァァァァァァァア」
私の叫ぶ声が永遠とこだましていた。