あなたは呪いの本を信じますか?〜呪いの連鎖劇〜
お試し
家について本を鞄から出し、開いて見てペラペラとページをめくって見てもなにも書いてないただの本だった。
「変なの、でも試しに使ってみようかな」
と、呟き早苗にも報告しようとメールを打った。
【この本試してみたいんだけど良い?】
【誰に試すの?】
その返信を見て私は少し考えた。そこまで考えてなかったからだ。だが、私の頭には1人しか浮かばなかった。
【明日菜にしようよ】
【明日菜?】
【うん】
明日菜は同じクラスの松村明日菜の事だ。クラススクールカーストの一軍に属しており、隣のクラスの幸太にベタベタで私が近づこうとすると何かしらの理由を付けて連れていく。この前は、幸太と話しているときに校舎裏に呼ばれて
『秋島に近付かないでくれる?』
と、他の子と一緒に私に暴力を振るってきた。そのお返しにもしもこの本が本物なら1番の犠牲者にしてあげたかったのだ。
【分かった、良いよ】
【ありがと早苗、あともう1つお願いがあるんだけど】
【何?】
【明日菜の呪いは、私が1人で考えたいの色々お世話になったから】
【了解】
【頑張って、楽しみにしてる】
【うん、頑張る】
早苗から許可も取れたから本格的に書いていこう。まず、手始めに明日菜に犯罪を起こしクラスの5軍に落ちてもらうことにした。
《松村明日菜が犯罪を起こす。》
本に書き終わると何だか心が晴れて、明日が楽しみになった。その日はそのままお風呂に入ってすぐベットに潜り込みすぐに寝てしまった。
家について本を鞄から出し、開いて見てペラペラとページをめくって見てもなにも書いてないただの本だった。
「変なの、でも試しに使ってみようかな」
と、呟き早苗にも報告しようとメールを打った。
【この本試してみたいんだけど良い?】
【誰に試すの?】
その返信を見て私は少し考えた。そこまで考えてなかったからだ。だが、私の頭には1人しか浮かばなかった。
【明日菜にしようよ】
【明日菜?】
【うん】
明日菜は同じクラスの松村明日菜の事だ。クラススクールカーストの一軍に属しており、隣のクラスの幸太にベタベタで私が近づこうとすると何かしらの理由を付けて連れていく。この前は、幸太と話しているときに校舎裏に呼ばれて
『秋島に近付かないでくれる?』
と、他の子と一緒に私に暴力を振るってきた。そのお返しにもしもこの本が本物なら1番の犠牲者にしてあげたかったのだ。
【分かった、良いよ】
【ありがと早苗、あともう1つお願いがあるんだけど】
【何?】
【明日菜の呪いは、私が1人で考えたいの色々お世話になったから】
【了解】
【頑張って、楽しみにしてる】
【うん、頑張る】
早苗から許可も取れたから本格的に書いていこう。まず、手始めに明日菜に犯罪を起こしクラスの5軍に落ちてもらうことにした。
《松村明日菜が犯罪を起こす。》
本に書き終わると何だか心が晴れて、明日が楽しみになった。その日はそのままお風呂に入ってすぐベットに潜り込みすぐに寝てしまった。