無気力少女は必要以上に迫る男共がお嫌い。






 「ぅおぉぉ…っ、ふぁ~…」



 突然目覚めたかと思えば、呑気に欠伸をもらしてこちらを見る。漸く私の姿を捉えたらしい。



 「あぁ…、うおっ!?」



 その人は目をパチパチと瞬かせて、驚きに目を大きくさせた。



 「は!?誰!?てかお前、この部屋にどうやって入った!?」



 まあそりゃあ、目の前に人がいたらそうなるわな。


 
 てか結構どうでもいいけど、連れてきたのがこの人じゃないなら誘拐犯誰だよ。寝てたからあなた生徒会室呼びますね~的なノリなの?




< 12 / 30 >

この作品をシェア

pagetop