無気力少女は必要以上に迫る男共がお嫌い。






 「ふぁ~……、おやすみぃー、」



 「起きろおぉおおぉぉぉおおお!!!」



 欲望に抗わずに寝ようと瞼を落としたとき、部屋の扉が勢いよく開かれた。


 
 羊がいっぴーき……、羊がにーひきー、羊がさーんひk



 「ちょっとアンタ、今日は入学式でしょーが。何ぐーたら寝てるのよ」



 「んぉー……、くー……、」



 「相変わらず寝るのはやいわね!じゃなくて!」



 「すこぉー……、」



 「だから起きろっつってんだろぉおおおぉぉおおおぉおぉぉぉおお!!!!」




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