禁断のお茶会
結婚は嫌でした。しかし、両親に幸せになれるなどと言われ、仕方なく結婚をすることにしました。
村の人たちも祝福してくれていると、……そう思っていました。あの時までは。
結婚する相手は、私の家の仕立て屋を援助するだけでなく、村に援助をすることを村長に話していたのです。そのことを、私は知りませんでした。
私が村人にたくさん話しかけられていたのは、私が逃げたりしないようにという理由だったのです。
私を祝福する気持ちは、全くなかったのです。
私たちは、誰かを憎んでいます。手を取り合い、相手に復讐をすることにしました。
私の結婚祝いということで、多くの村人を集め、出した飲み物に致死量の高い毒を盛り、飲ませました。その毒は効き始めるまで時間がかかります。ほとんどの者が家に帰った後、あの世に旅立ちました。
私たちは、もう思い残すことはありません。
私たちは、私たちの出会った楽園で地獄へ堕ちます。
さようなら。


警察官たちが森を捜索したところ、森の中で六人の女性の遺体が発見された。
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