愛の、愛の、愛の嵐
「金ならいいぞ」


アタシの殺気に気づいたのか

運ちゃんが先に言った。


「え、だって」


「だってもなんも、お前お金たらないんだろ」


げ、ばれてた。

運ちゃんはアタシの顔をじっと見て、

ゆっくりと、

考え考え話しだした。

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