大好きになったのは先生でした。
「中村君、明日の放課後……」
……やらない?って聞こうとすると中村君がこっちを振り返り、
「ごめん!!俺サッカー部のレギュラーなんだ!!榎本やっといてくれない??」
「えー!!」
文句を言ってやりたい気分になったけど、レギュラーを目指したり、維持しようと頑張る子の気持ちは男バスのマネージャーになって痛いほど分かっていたので"分かった"と了承することにした。
「ありがとう!」
と爽やかな笑みを残して立ち去る中村君に続いてあたしも空き教室を後にして体育館に向かう。
━━━━━━━次の日の放課後。
体育倉庫で道具の確認をするために鍵をもらいに体育科教官室に向かう。
「失礼します。体育倉庫の鍵をもらいに来ました。」
教官室の中には岬先生しかいなかった。
「あれ?あ、実行委員の仕事か。…中村は?」
「あーーえっと、部活です。レギュラー取れたみたいで…」
……やらない?って聞こうとすると中村君がこっちを振り返り、
「ごめん!!俺サッカー部のレギュラーなんだ!!榎本やっといてくれない??」
「えー!!」
文句を言ってやりたい気分になったけど、レギュラーを目指したり、維持しようと頑張る子の気持ちは男バスのマネージャーになって痛いほど分かっていたので"分かった"と了承することにした。
「ありがとう!」
と爽やかな笑みを残して立ち去る中村君に続いてあたしも空き教室を後にして体育館に向かう。
━━━━━━━次の日の放課後。
体育倉庫で道具の確認をするために鍵をもらいに体育科教官室に向かう。
「失礼します。体育倉庫の鍵をもらいに来ました。」
教官室の中には岬先生しかいなかった。
「あれ?あ、実行委員の仕事か。…中村は?」
「あーーえっと、部活です。レギュラー取れたみたいで…」