スウィート＆ビター

「嫌なことも、夕日が消し去ってくれるのです。」

今日は酷く疲れた、帰って寝よう。
と言ってもいいところなのだが、
私はこの前の時間先生に反抗的な態度をとって、
呼び出しされたのだ。
全く面倒だ。

私はきちんと3回扉をノックして
職員室に入った。
あの先生はいた。
もちろん説教されるんだろうなと思っていたらやっぱりだった。

多分私はこの時とてつもなく反抗的で、今まで以上に険悪な表情だったと思う。
長々しかった。
全く、聞いていられなかった。
だから、話半分に聞いて私はほかのことを考えていた。
適当に返事をした。
というかいちいち悪い口をきいていた。
しばらくして先生は満足したのかそれとも私に呆れたのか
もう帰っていいといった。
私はやっと帰れるとおもった。

下駄箱に行くと靴は私のだけしかなかった。
私は靴を履いて校舎をあとにした。

あぁ、夕日が綺麗だなぁ。
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