スウィート&ビター

まぁ、でも、考えてみよう。
その片割れは、
あのサッカーの時の男の子なのだ。
この子ならばしっかりしているし
殆ど任せっきりでいいだろう。

よかった。

私は少しだけ安心した。

そして放課後となった。

私達はこれから
委員会の集まりがある。

早く帰りたいものだが
その気持ちを押さえつけ
私はその男の子について行った。

だが、多分私の気だるそうな感じは
抜けていなかっただろう。

私達は別クラスの教室に向かった。

少し覗いてみると、
そこにはある女の子と男の子がいた。
まあ、何だか、
仲の良さそうな風貌があった。

サッカーで出会った少年は青少年としておこう。
青少年は、その女の子と仲が
とても良かった。

私達は4人で挨拶をし合って、
委員会の集まる場所へと向かっていった。
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