スウィート&ビター

行ってみるとそこにはあの先生がいた。
またか…。あー、…
ちょっと私は残念な気持ちになった。
ここまで来ると。

早速委員会を初めていくと
1年生のうちで、代表を決めるとのことだった。
青少年は私に代表…やる?…って感じで聞いてきた。
聞かなくても、わかって欲しい。
が私は一応やる気はある。みたいな感じで。
誰もやる人がいないなら、やるとだけ言った。
だが、青少年は、
やっぱり自分がやりたいらしい。
なんというか、ある人とのきっかけ。だとか。
私はつい不思議そうな顔をしてしまった。
いや、せざるを得ない。
はぁ、そういうのがあるのか。
なら私は引こう。
というか運がいい。
よかった。
私がやる必要などないのだ。

そうやってそれぞれの学年の代表が決まり、
やっとの事で
委員会の集まりは終わった。

はぁ、やっと終わった。
と私は解放され、ぐっと大きく伸びた。
みんなは早々に一緒に帰ったりした。
青少年は私を見て何か言った。
まぁ、聞こえてる。
だか、聞こえてないふりをする。

私はもう、帰ろうと席を立った。
早く帰って、早くご飯を食べて、
寝よう…
すると先生が、後ろから私の名前を呼んでひょっこりと。
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