恋のキューピッドは怪獣でした!
「君は、意外と信頼できる人だからな。」
「えっ!?わ、私がですか?」
史郎さんはにっこりと微笑む。
え?え?一体、どういうこと??
「あ、あの…どうして、そんな風に……」
「……さぁな。じゃあ、今日の見学はこれでおしまい。
俺は風呂入って寝るから。じゃあ。」
「は、はい。」
なんだか無理やりに追い出されてしまった。
*
(どういうことなんだろう?)
今日の家事を済ませた私は、部屋に戻って考える。
『君は、意外と信頼できる人だからな。』
史郎さんのあの言葉が、頭の中をぐるぐる回る。
とても嬉しいことだけど、私の何を見てそんな風に思ってくれたんだろう?
考えてみたら、史郎さんは今までお友達を家に連れて来たことはない。
もちろん、彼女さんも。
なんでかな??
レギラ部屋をみんなに見せて、自慢したくならないのかな?
私だったら、きっと皆に見せびらかすね。
SNSにも画像貼りまくる。
どうして、私をレギラ部屋の最初の見学者にしてくれたんだろう?
不思議だ。
すごく気になる。
だけど、史郎さんは訊いてもきっと教えてくれないよね。
気にはなるけど…とにかく今はレギラ部屋を見られたことだけを素直に喜ぼう。
「えっ!?わ、私がですか?」
史郎さんはにっこりと微笑む。
え?え?一体、どういうこと??
「あ、あの…どうして、そんな風に……」
「……さぁな。じゃあ、今日の見学はこれでおしまい。
俺は風呂入って寝るから。じゃあ。」
「は、はい。」
なんだか無理やりに追い出されてしまった。
*
(どういうことなんだろう?)
今日の家事を済ませた私は、部屋に戻って考える。
『君は、意外と信頼できる人だからな。』
史郎さんのあの言葉が、頭の中をぐるぐる回る。
とても嬉しいことだけど、私の何を見てそんな風に思ってくれたんだろう?
考えてみたら、史郎さんは今までお友達を家に連れて来たことはない。
もちろん、彼女さんも。
なんでかな??
レギラ部屋をみんなに見せて、自慢したくならないのかな?
私だったら、きっと皆に見せびらかすね。
SNSにも画像貼りまくる。
どうして、私をレギラ部屋の最初の見学者にしてくれたんだろう?
不思議だ。
すごく気になる。
だけど、史郎さんは訊いてもきっと教えてくれないよね。
気にはなるけど…とにかく今はレギラ部屋を見られたことだけを素直に喜ぼう。