俺のまさかの溺愛狂想曲

愛が始まった?




ふふふ!!
「じゃあ、家の孫は不合格
だね!! 
女遊びばかりやってるっ
し、いい男だし。」

椿さんはニコニコ笑いながらそう
言った。

ハハハ
「デスデス!! 圏外圏外!!
 だって、お孫さんだって私の
 様な子供、お断りらしいですよ。」


結菜はニッコニコしながら俺を
なめた目で見てきた。

チッ
「言いたい放題じゃないか!! 」
隣のテーブルに座って話を聞いて
いた光寿郎は、少しムッとしたが、
真面目な女もいるんだな、
そう感心した。


「ねえ結菜!私達は友達でいいんだ ろ。?」

「勿論です。椿さん宜しく
お願いします。
 仲良くして下さい。」



婆さんは俺を小さな手でおいで
おいでしながら呼ぶと、
「ほら結菜の連絡先いれておくれ!」

ふふっ
「椿さん、こうしてこうしてフリフリ
して下さい。ほら名前でたでしょう。
私キャッシーって名前で入れてます。」

光寿郎に、携帯を渡した。

じゃあ私は…そうだね~
ククク
「バーちゃんナンシーにしといた。」

彼は悪戯な笑いをして、杏仁豆腐をバクバク食べて、ラインを見せた。

支払いをしょうと、レジに向かったら
彼が慌てて伝票を取り上げた。

「俺のバーちゃんだから払うよ。
ついでに君のぶんも‼」


「いいえ!!私のお友達なので
     私がはらいます。」

伝票の取り合いをレジで意地になり

「負けるかぁ~!」
「なんだとぉ~!」

ギロギロとにらみ合って譲らなかった。

30分位睨みあつていると

「もういいかい?、帰りたいんだけ
ど?」


椿さんが、自分のは自分で払うよ。
と三人分カードで払い終わっていた。

椿さんが結菜を見て一言
「今度、何か手料理ご馳走
してな!!」

そう言われて「必ず。」そう答え
椿さんと彼と別れてバスに乗り
そのまま生活の足しにしている、
モールのハンバーガーが売りの店へ
アルバイトに向かった。
副業って奴だ。

婆ちゃんも、帯を見たいと言い
呉服屋に行くらしく3人は個々で別れた。。。。
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