俺のまさかの溺愛狂想曲
バイト仲間は女の子同志で仲が良い。

一人ゴッイ男の子がいる。
二十歳

ゴッイ癖に、ガテン系に見えるくせに
オカマっぽいけどちゃんと彼女がいる。

名前は八田美鶴

まあ名前からして
はまってるっちゃあ
ハマってるな。


美鶴はだまっていたら本当に
ガテン系でがっつり男前の美系。
いい男なのに喋り出すと
まんまオカマなので時々もったいなく
感じ、デモ店でも大人気!!


今度、皆で長崎のテーマパークに
行く事になった。12月のこの頃は
イルミネーションやツリーが最高だ
そうだ。

美鶴の彼女、彩ちゃんも参加
そりゃそうよね!

女の子の中に1人美鶴だもん。
心配して当たり前、だけど皆、美鶴
を男として見ていない!
いやいや無理でしょう。女より、
気くばりが出来るし思いやりもある。

仲良し組は盛り上がったけど、
皆忘れてるよ。
私、社会人! 君達学生でしょう。

でもっ!!有給と言う存在がある。
使わせてもらいますっ。


✤✤長崎にて✤✤


美鶴は綾ちゃんと指を絡め、腰を
クネクネさせながら歩く。

後ろで、莉乃、(20歳)、真里(19畿) 
美奈(21歳)、と4人で、真似してみる。

プリプリプリしかも片腕は胸の近くで
小指立ててキープ!!

4人で、大笑いしながらお互いの
ケツの動きを批判しあう。

外国人がクスクス笑ってル
結構目立ってたな!!


大きなクリスマスツリーが目に止まる。
「ウワア、綺麗。」

女の子なら大好きなツリー。

椿さんに写メを送る。
『メリークリスマス。
長崎にいまーす。
 椿さん、ゆず味のカステラ大好き
でしょう 楽しみにしててね♡』


クリスマスは椿さんのパーティーに
呼ばれてる。
「仕事終わってから、
伺います。」
そう返事した。

写メに美鶴と撮った写メも、
『今一番信頼出来る男です。
 今度美鶴にも合って下さいね!』
 と、送信ーピッコーン

すると直ぐ着信が来た、椿さんの
携帯だが出たのは光寿郎だった。

「おまえ、男に懲りたと言いながら
 新しいカレシいるのか?馬鹿か?」
 かなり怒り浸透な光寿郎の声に、

  「は?カレシちゃうし。」
かなりきつめの声で切り返す。

「オトコじやねーか!! 」

納得しない光寿郎がまたまた強めに
言い返してくる。

「ちげーしっ!! でも 男ちゃあ男。」
       


「ほらな!! 言わんこっちゃない。
    で!!
どこにいる?」

     「ナガサキ」
「は?゜o゜;」

 ≪だからあ〜 ナ•ガ•サ•キ≫
          
 「聞こえた?もう言わない‼」  
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