俺のまさかの溺愛狂想曲
歯医者さんは、チヨー苦手
朝から昼にかけて、グラバー邸を回り
しばし遠い過去に想いをはせる。
長崎港がのぞきみえ異国情緒にあふれ
ロマンチックな気分になる。
長崎には尻尾が半分のネコちゃんや、
気持ち丸くなった尻尾の猫ちゃんが
ノンビ~リお昼寝したり、
ウロウロしたり
のどかな雰囲気がある。
のせいかわかんないけど
今は光寿郎の腕を握るのも
手を繋ぐのも当たり前のようになっ
ていた。
もう雄吾の事など思い出しもしな
かった。
仲間が私の傷を癒すため計画して
くれた傷心旅行のはずだけど‥。
私達は、周りから見たら凄く
仲のいい恋人同士にしか
見えないだろう。
カフェでお茶を飲んで
お昼にはウンマイと、評判のお店で
てんこ盛りの長崎チャンポンを頂いた。
これが美味しくて
美味しくて光寿郎は、一杯しか食べ
れなかったが大ぐらいの結菜は、
2杯ペロリと食べてしまった。
「お前、何でもいけるんだな。」
光寿郎は、ニコニコしながら結菜
をみた。
「今更だし。気使わないからね。」
結菜も、満腹なお腹を撫でながら
光寿郎にむかって、
★「私と付き合うつもりなら
覚悟してねっ」て、宣戦布告
をした。
光寿郎は、★「おう。」
と嬉しそうな顔をした。
今度来るときはテーマパークを中心
に回ろうと思う。
今日は町をいっぱい回って夕方の
飛行機で東京に帰った。
ぁ~、明日からまた仕事だ!!
椿さんに長崎のお土産を買い
光寿郎と2人椿さんの家に向かった。
門には警備の、おじさんがいて
光寿郎と仲がいいみたいで
二人はじゃれあっていた。
門を抜けると日本庭園がドカンと
広がりドデカいお屋敷がデ~ンと
構えていた。
やはり椿さんは凄い人だ。
私なんかが友達面出来る相手では
ないと身にしみた。
光寿郎は、沢山の使用人さん達と
気軽に話していだけど
結菜は、恐縮して、頭を下げて
通されるまま部屋にはいった。
何時もなら洋装の椿さんだが今日は、
日本髪をビシッと結い上げ気難しく
見えた。
着物も高そうな、で、いて品のある
青色、帯はグレーで、ってか椿さん
によく似合っていた。
椿さんは結菜を見つけると小走りで駆け寄りいっもの笑顔を見せてくれた。
「あ~あ、結菜と光寿郎が揃って
来たのは嬉しいけど、結婚報告
かと思ったら
旅行みやげかい。ありがと。」
「気が早いんだよ。年寄りっぽく
なんなよ、バーちゃん。ふけっぞ。」
「もう。80、早く曾孫の顔
みせとくれ。」
「へ!! オレが?結婚!?まさか!!
しねーし 。」
結菜は、エッ!! 光寿郎の一言に
呆れてしまった。
長崎で、告つて来たのは、
何だったぁ﹏?
「私とつき合うなら覚悟してね。」
って、言ったら
「おう。」って言ったのに…
あのご機嫌な返事は、
なんだったのサー
つまり、付き合いたいが、結婚は、
無しってことか?
なんだセフレと同じじゃん。
特定の女はいらなかったっけ?
ですかですか?
もう、ヤッパリ男はいいかな‥。
そう思うとちょっぴり隙間風が
吹いた気がする。ゴールの見えない
恋愛はちょっと怖い
また、雄吾のように浮気しそうで‥
いや光寿郎なら雄吾より浮気の
確率ははるかに高い。しかも相手は
日替わりときたもんだ。
そっかそっか!!やめとこ。
結菜は、暗い顔をしてるから
付け込まれたんだ
そう思って明るく振る舞った。
結菜、夕飯食べて行きなさい。
「やったぁ~ あ!!でも、家にもお
土産持っていかないと‥
残念ですがまたご一緒しましょ。
椿さんとふたりで!!」
それを聞いた光寿郎は
「エッ、俺は?なんで、はずす。?」
「だって、付き合ってもないのに?
誰かに見られるかも?
マリア?だっけ?ユリナだっけ?」
「ちっちっちげーよ。玲奈だよ。」
ムカッ!!
「椿さーん!彼、長崎でもカノジヨ
ゲットしてたしぃ
電話もジャンジャン
なりやまないし~
彼がその気になれば曾孫に囲まれ
ますよぉ~。」
光寿郎はアワアワしながら
「だから!! 女はやめるって、
マジでっ。」
嘘つけと言わんばかりの半開きの目
を投げかければ、アタフタと言い訳
を並べ立てる。
言い訳はおなかいっぱいなので引き
上げる事にした。
「じゃあ椿さんっまた。」
光寿郎に、フンッと鼻息あらく睨み
つけ結菜は、頭を下げて静かに
出て行った。
取り残された光寿郎は、頭を傾けて、
「俺、なんか気に障る事言った。!?」
「さぁねっ、知らないよ(怒)
お前がそこまでド•ン•カ•ン•とは
じ~さんそっくり‼
血は争えないね。教え無くても、
同じことやるんだよ!!」
ヤレヤレ。
俺は慌てて追いかけたが結菜の姿は
見えなかった。
仕方ないから車庫から車を出して
その辺を流して探したが見当たらず
しかたなく、そのまま自分の
マンションに帰った。
「結菜ちゃん。もういいぞ! 」
警備員さをんのデスクの下から
ノッソリと身体をずらして外に出た。
警備員さんは、飯棲さんという名前
だった?
「仲良くしなくちゃだめだろ?」‥
とたしなめられ
「べっに、結婚する訳じゃないし!
彼とは何でもないんですよ。
ただ遊ぶだけの女が欲しいだけ
なんですよ。」
「はい、飯棲さんどうぞ。
私は遊ばれませんから。
あんな女垂らし。」
余分に買っていたお土産を御礼に
渡した。
遠慮する飯棲さんに無理やりおし
つけ出てきた。
「ははは、こりゃ面白い娘だな。
あんなに大慌てした光寿郎を見た
事ない。ひょっとしたら
あの娘で落ち着くな!
大奥様も、やっと曾孫の子守りが
できそうだな。」ハハハハハ
バリバリバリと包みを開け
「おっカステラか♡しかも柚味
ウマソ~。」
飯棲も 女癖ありの、女好きの
光寿郎を心配していた。
絞めてもその時だけ
そんな九条の跡取りの事を
心底心配していた。
そんな中
結菜の登場は以外な程新鮮だった。
しばし遠い過去に想いをはせる。
長崎港がのぞきみえ異国情緒にあふれ
ロマンチックな気分になる。
長崎には尻尾が半分のネコちゃんや、
気持ち丸くなった尻尾の猫ちゃんが
ノンビ~リお昼寝したり、
ウロウロしたり
のどかな雰囲気がある。
のせいかわかんないけど
今は光寿郎の腕を握るのも
手を繋ぐのも当たり前のようになっ
ていた。
もう雄吾の事など思い出しもしな
かった。
仲間が私の傷を癒すため計画して
くれた傷心旅行のはずだけど‥。
私達は、周りから見たら凄く
仲のいい恋人同士にしか
見えないだろう。
カフェでお茶を飲んで
お昼にはウンマイと、評判のお店で
てんこ盛りの長崎チャンポンを頂いた。
これが美味しくて
美味しくて光寿郎は、一杯しか食べ
れなかったが大ぐらいの結菜は、
2杯ペロリと食べてしまった。
「お前、何でもいけるんだな。」
光寿郎は、ニコニコしながら結菜
をみた。
「今更だし。気使わないからね。」
結菜も、満腹なお腹を撫でながら
光寿郎にむかって、
★「私と付き合うつもりなら
覚悟してねっ」て、宣戦布告
をした。
光寿郎は、★「おう。」
と嬉しそうな顔をした。
今度来るときはテーマパークを中心
に回ろうと思う。
今日は町をいっぱい回って夕方の
飛行機で東京に帰った。
ぁ~、明日からまた仕事だ!!
椿さんに長崎のお土産を買い
光寿郎と2人椿さんの家に向かった。
門には警備の、おじさんがいて
光寿郎と仲がいいみたいで
二人はじゃれあっていた。
門を抜けると日本庭園がドカンと
広がりドデカいお屋敷がデ~ンと
構えていた。
やはり椿さんは凄い人だ。
私なんかが友達面出来る相手では
ないと身にしみた。
光寿郎は、沢山の使用人さん達と
気軽に話していだけど
結菜は、恐縮して、頭を下げて
通されるまま部屋にはいった。
何時もなら洋装の椿さんだが今日は、
日本髪をビシッと結い上げ気難しく
見えた。
着物も高そうな、で、いて品のある
青色、帯はグレーで、ってか椿さん
によく似合っていた。
椿さんは結菜を見つけると小走りで駆け寄りいっもの笑顔を見せてくれた。
「あ~あ、結菜と光寿郎が揃って
来たのは嬉しいけど、結婚報告
かと思ったら
旅行みやげかい。ありがと。」
「気が早いんだよ。年寄りっぽく
なんなよ、バーちゃん。ふけっぞ。」
「もう。80、早く曾孫の顔
みせとくれ。」
「へ!! オレが?結婚!?まさか!!
しねーし 。」
結菜は、エッ!! 光寿郎の一言に
呆れてしまった。
長崎で、告つて来たのは、
何だったぁ﹏?
「私とつき合うなら覚悟してね。」
って、言ったら
「おう。」って言ったのに…
あのご機嫌な返事は、
なんだったのサー
つまり、付き合いたいが、結婚は、
無しってことか?
なんだセフレと同じじゃん。
特定の女はいらなかったっけ?
ですかですか?
もう、ヤッパリ男はいいかな‥。
そう思うとちょっぴり隙間風が
吹いた気がする。ゴールの見えない
恋愛はちょっと怖い
また、雄吾のように浮気しそうで‥
いや光寿郎なら雄吾より浮気の
確率ははるかに高い。しかも相手は
日替わりときたもんだ。
そっかそっか!!やめとこ。
結菜は、暗い顔をしてるから
付け込まれたんだ
そう思って明るく振る舞った。
結菜、夕飯食べて行きなさい。
「やったぁ~ あ!!でも、家にもお
土産持っていかないと‥
残念ですがまたご一緒しましょ。
椿さんとふたりで!!」
それを聞いた光寿郎は
「エッ、俺は?なんで、はずす。?」
「だって、付き合ってもないのに?
誰かに見られるかも?
マリア?だっけ?ユリナだっけ?」
「ちっちっちげーよ。玲奈だよ。」
ムカッ!!
「椿さーん!彼、長崎でもカノジヨ
ゲットしてたしぃ
電話もジャンジャン
なりやまないし~
彼がその気になれば曾孫に囲まれ
ますよぉ~。」
光寿郎はアワアワしながら
「だから!! 女はやめるって、
マジでっ。」
嘘つけと言わんばかりの半開きの目
を投げかければ、アタフタと言い訳
を並べ立てる。
言い訳はおなかいっぱいなので引き
上げる事にした。
「じゃあ椿さんっまた。」
光寿郎に、フンッと鼻息あらく睨み
つけ結菜は、頭を下げて静かに
出て行った。
取り残された光寿郎は、頭を傾けて、
「俺、なんか気に障る事言った。!?」
「さぁねっ、知らないよ(怒)
お前がそこまでド•ン•カ•ン•とは
じ~さんそっくり‼
血は争えないね。教え無くても、
同じことやるんだよ!!」
ヤレヤレ。
俺は慌てて追いかけたが結菜の姿は
見えなかった。
仕方ないから車庫から車を出して
その辺を流して探したが見当たらず
しかたなく、そのまま自分の
マンションに帰った。
「結菜ちゃん。もういいぞ! 」
警備員さをんのデスクの下から
ノッソリと身体をずらして外に出た。
警備員さんは、飯棲さんという名前
だった?
「仲良くしなくちゃだめだろ?」‥
とたしなめられ
「べっに、結婚する訳じゃないし!
彼とは何でもないんですよ。
ただ遊ぶだけの女が欲しいだけ
なんですよ。」
「はい、飯棲さんどうぞ。
私は遊ばれませんから。
あんな女垂らし。」
余分に買っていたお土産を御礼に
渡した。
遠慮する飯棲さんに無理やりおし
つけ出てきた。
「ははは、こりゃ面白い娘だな。
あんなに大慌てした光寿郎を見た
事ない。ひょっとしたら
あの娘で落ち着くな!
大奥様も、やっと曾孫の子守りが
できそうだな。」ハハハハハ
バリバリバリと包みを開け
「おっカステラか♡しかも柚味
ウマソ~。」
飯棲も 女癖ありの、女好きの
光寿郎を心配していた。
絞めてもその時だけ
そんな九条の跡取りの事を
心底心配していた。
そんな中
結菜の登場は以外な程新鮮だった。