俺のまさかの溺愛狂想曲

新たな敵現る。

土日は、モールのハンバーガー
店にいた。

黒いつばの帽子と赤にロゴ入りの
ポロシャツ
モコノバーガーと書いてあり
黒いミニスカに黒のソックスを、
身に付けた結菜はメチャクチャ
     可愛い。

美鶴がクネクネして
「アラァ結菜、元気じゃない。
 先週休んだからぁ心配したの~よ。j


「ねぇねえ、あの厳しい目立っ
彼って彼氏ぃ~、
メチャクチャ睨まれてんだけど 、
何で?ってかコワ。」


ハンバーガーをガブガブと噛み
つきなが光寿郎は、私達を睨む
ように見ていた。
こんなにヤキモチ妬きだとは、
微塵にも感じさせない風貌なのに
美鶴と近ずけば睨み倒してくる。


「ふふ、長崎で挑発したでしょ。
 わすれたんかーい。
 後で紹介するね。我慢してて。」


納得いったのか美鶴は、深く頷き

  「あああ~あの時の彼かぁ。
   やり過ぎちゃった感じ?」


「そ、そ。」
うんうんと頷いてニコッと笑った。

美鶴は又わざと結菜に近寄り
頬をなでた。


「お肌、あれてない?前より
コラーゲン
 足りてなくない?」


  「あ~わかる?ヤバいね。
   食欲なかったからかな?」


と、立ち話をしていたら
凄い殺気立っ光寿郎が見える。


慌てて光寿郎に

大好き♡チュッと投げキッスをとばす。
しかし、ご機嫌は直らない。


    『はあ、ヤレヤレ。』


ピークが来て、光寿郎に気を使う
そんな暇が無くなった。


バイトが終わると美鶴と綾ちゃんと
4人で焼肉店に行った。


始めは口もきかなかった光寿郎が
美鶴オネエだと分かると

「エ‥ポカン‥」としていた。


「だからぁ、私、綾の彼氏イ
 結菜には、興味ないの!!安心して。
 ホラァ、綾食べて。アヤ、あーン♡」


綾ちゃんも
「美鶴は、こんなんですけど私
頼りっきりなんですよ。学費まで
出してくれたりして、愛されてます。」

アヤちゃんは、ほっぺを赤くして
ういういしい笑顔をみせた。
ポッ♡


美鶴は、本当に頑張りやさんだった。
バイト掛け持ちして、大学行って
綾ちゃんの事までしっかりと守って


綾ちゃんも美鶴の体調を考えて
色々工夫している。

美鶴は、弁護士を目指し
綾ちゃんは、調理師を目指している。
綾ちゃんは、短大を出たら美鶴を
今度は綾ちゃんが、支えて行く
らしい。

「綾、浮気したら‥わかってん
だろうな!!
  
って時々脅しちゃうのぉ
 ホラァ、綾って可愛いでしょ。
 気合い入れとかないとね。
 絶対だれにも取られたくないの⌒ぉ。」


 「そ、そうかな?大丈夫だよ。
  その心配はナイとおもうぞ!!」

光寿郎は、小首を傾げて綾ちゃん
を見た。


顔はまるいし、鼻はまるいし
ホッペもまるいし
まる
まる
まる だけでで似顔絵がかけそうだ。


美鶴はとゆうと、ガタイがいい
イケメンどっちかと言えば、
お前の方があぶねーぞ
と光寿郎は、思った。


「蓼くう虫も好きずき?」
 光寿郎がボソッと呟いた。

美鶴が、ムツとして
「あやが一番かわいいのっ、!!」


「ああ、ハイハイ、可愛い、可愛い…。
 意外と地獄耳だな!!。」
無関心にカルビーを柚胡椒を付けて

「ガブ”ッ」うまつ

と パクパク食べた。
結菜、アーン、箸でカルビーをつかみ
結菜の口に運ぶ。

「おいしい~。」
「ふふ、」と光寿郎は、優しい目で
結を見つめる。
結菜の食欲が戻って光寿郎もホッと
していた。

口についたタレをペロンと舐めたり
結菜が恥ずかしい事を平気でやる。

あっちも2人の世界なので
いいかぁ。
美鶴が、綾ちゃんゾッコンだと知り
凄く仲良しになったみたい。

明日から又光寿郎は、NY・・・か!
      寂しいかかも。








「えっ愛莉。なんで秘書課に・・・」

「エヘ、実は秘書検定も
ビジネスマナー検定 も、
もってるの。
何日か前に、おじ様にパパが
話したら
 すぐ採用されちゃった。」
 と悪戯っぽく笑った。

受付にいた頃は、綺麗な女性
だったが同じ大学を出ている、
頭はかなりいいはずだ、
今はグレーのスーツをパリッと
着こなし黒のハイヒールが良く
似合い人目を引く
美人秘書だ。

後ろのドアがB⌒ANと開き社長である
父親が入ってきた。

「おお、来たか、愛ちゃん。
 光寿郎を頼んだぞ。今日からNYだが
 いいのかい。」

愛莉は嬉しそうな顔をして

「おじ様、あ!! 社長、大丈夫です。」

愛莉と父親は、親が親友とあって
仲がいいのはよくわかる。
それから愛莉は軽く頭を下げて
出て行った。

「オヤジ!秘書は足りてるんだけど…」

「海外に行くならやはり女手
もいたほうが
 見た目雰囲気が和らぐ。

実は、愛ちゃんお前が好きらしい。
お前も30だ、ソロソロ遊びはやめて
考えてくれ。」

肩をポンポンと叩かれつい、
結菜の事を言いそびれた。


総動員で成田に向かう。
新しい店舗の出店、今度は日本の
和菓子の出店企画。

結菜のお陰でこの出店が会議で
ダントツで通った。
日本の名店の菓子を発売する。
まずは敷地探しからだ。

今回は長い仕事になりそうだ。






































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