俺のまさかの溺愛狂想曲
屁こき、おばちゃん登場。
結菜から連絡は無かった。
予想していたがもう駄目だと思う
半面密かな期待をもち電話が鳴る
と結菜と思って飛びついてしまう、
自分の愚かさを後悔した。
仕事をしながら動き回る愛莉を見る。
彼女は好きだけど、愛じゃない。
いつでも心にあるのは、結菜だ。
俺だけか?結菜はどう想っている
のか?応接室の赤いバラで花占い
をする。|
スキ? キライ? スキ?キライ
・・・ルー うっキライ!
さっきスキ?から始めたから
キライ? スキ? キライ?
・・・ループもう一回
スキ?キライ?スキ?キライ?ループ
アアッもう一回。
もう一回
まだやるんですか?
掃除したいんですけど。
掃除を担当しているスタッフとジー
っと目が合う。
おばちゃんは、
「バラ1本2百円!!! 勿体ない!! 」
床にはパラパラパラと光寿郎の指から
薔薇の花びらが零れ落ちピュン
ピュンピュンと飛んでいた。
光寿郎の指は薔薇独特の甘い香りが
していた。
「まったくう~中学生の女子でも
こんなアナログ的な占いしない!! 」
そう言うと腰をかがめて、
薔薇の花を掃こうとした。
プー
ん?今なんか音がした?
おばちゃんは、知らん顔で、チラッ
チラッと光寿郎を気にしつつ、
サッササッサとと掃除を始めた。
ああ、!まさか!?
(大夢の言っていたクリーンルーム
の、おばちゃんか?)
俺は、確かめるべく
「天朋堂の饅頭なんか好きですか?」
と聞いた。
おばちゃんは、すぐ
「大好きですよ♡。」と人が変わったような笑顔で応えてきた。
≪≪ビンゴ≫≫
「今日何時までいますか?」
と聞いた。
とゆうのは、この へ こきおばちゃんは凄く頭が回り、いいアドバイスを
くれると評判おばちゃん。
相談事話すと必ず解決してくれると
言う噂でどこから現れるか、
どこにいるのか?知ってる人にさえ
なかなか会えないらしい。.
光寿郎の大親友、大夢も何度も
相談して女難の相を回避していた。
その時は会社にいたらしい。
大夢は凄くついていたんだ。
(★旦那様からの、I love you より★)
何度も修羅場を潜ってきた人生の
先輩天明堂の饅頭に目が無い
そうだ。
しかも今日はよそから掃除の応援を
呼んでいた。多分その中のひとりだ。
光寿郎は、天朋堂に電話してすぐ配達
してもらった。
仕事が終わったら、専務室によって
もらう用に頼んでいた。
おばちゃんは、
「あ、あ~あ、またあの?噂聞
いたの?」
「仕方ないね~。噂なんて
噂なんだから‥。」
「でも!! 熱いお茶も御願いしますよ。」
ドオッコイ、ショ
(嗚呼あっキター)
危ないと、センサーが働き
俺は、すぐその場を離れた。
プッ.プッ.プッ.
(*≧m≦*)おそかった、クッサー
間違い無い!!
大夢から聞いていた、ドオッコイ.ショ
の後は必ず、ラッパ屁の、お土産を飛ばすと…
どっこいしょ、は大丈夫
ドオッコイ. ショがヤバイと。
そして、待ちに待った おばちゃん
たちは‥昼過ぎに三人くらい
連れ立ってやってきた。
キャキャキヤ言いながら3人登場。
3人分の屁は流石に無理‼
急遽、開いていた第3会議室に
変更した。換気OK . OK
おばちゃんは、「ご用件は?」
光寿郎は、ヘコキおばちゃん除く
2人を見つめて…
「 あ、あの。」
「ああ、この2人は私の知り合いで
口は固いから安心しなさい。
いつも一緒に解決策考えてるから。
何でも相談しなさい。」
そう言われたので
一連の流れを隠さず告げた、
「ああ~それは痩せ我慢だね。」
(へこきおばちゃん。)
「だよねぇ~、若い娘によくある
ことさぁ~」(おばん、その1)
「窮地に追い込めば…云々
取り乱して飛んでくるよ。」
(その2)
「あんた椿の孫だって?」
「バーちゃん知ってるんですか?」
「うん。私は村松の会長なんだよ。
だからね暇!椅子に何時間も座るの
やだからねぇ~、
色々やってるよ。不倫とか見つけ
たらすぐその場で引き剥が
してるよ。」
「 村松の、グループや関連会社
をまわ って会社内の、色々を
そうじしてるのよ、」
「 まあ自分の会社のみだけどね。
家庭を壊したら会社にも響くしね。
嫁、子供泣かせちゃいくないよ、
場合によるけどね。」
「お茶おかわり~ィ」
「あっ、私も。」
「あっ、私もホシイ~。急須ごと
ちょうだーい。」
ゴクッ、 ゴクッ
ゴクッ。
「やっぱり天朋堂のはうまいねー。」
「うん、うん うん。」
「いい茶葉使ってるよね。静岡?
福岡の八女茶?」
「今日のは八女茶です…が。」
おばちゃんたちは、合わせたように
「アタリィ~八女茶だ。」
「うんうん旨いね~。」
と三回首を振った。
「さあてとかえるかあ。」
「えっ,それだけ?」
「大丈夫、大丈夫、その子も
あんたの事好きだからさ!!
家宝は寝てまてだよ。」
どっこいしょ、
「じゃあ、ごっそうさん。」
「お土産もありがとさん。」
ペコペコして三人は
ペチャクチャ、ペチャクチャまあ
よく喋りながら賑やかに
帰って行った。
「村松の会長?ってたなあ。」
寝て待てねえから頼ったのに…
なんだよ…。
松村って清掃会社
確か、別会社でブライダル
だつたっけ・・・
その夜は、接待で光寿郎は銀座に‘
いた。
何ヶ月前は、用もないのに通い
続けた昔の女も沢山いる。
「きゃあああ~、ひさしぶりぃ」
何人もの女達に抱きつかれ
愛莉は、おされ
跳ね飛ばされボロボロだった‥
女って凄まじい。
「きゃあああ~、銀座に帰って
きたの~お、嬉しいーっ。」
Chu!! チュッ、チュッ、チュ~ウ
あっとゆうまにキスマークの赤
やオレンジ、ピンク、のリップ
フラワー。
ほっぺどころかシャツや胸、
たくさんの歓迎を受けまくり、
胸はあけはだかれ女の、天こ盛り。
危うく下までやられそうだ。
秘書達が身体を張って止めにはいる、
あらゆる意味で、修羅場!
秘書にもチュッ、チュッ、チュッ
のお裾分けがつきまくり、秘書連は
嫁と喧嘩になるのを恐れまくり
急いでシャッを買いに走った。
その夜‥
「もしもし?はい、椿さん?」
「いえ、秘書の山根です…。」
いっもよりくぐもった声の山雄さん。
どうしたのだろう。
「山根さん?どうされました?」
「はい…今すぐ来て頂けませんか」
「えっ、!!何かありました?」
声は落ち着いているが、緊張感が
伝わる。
「 奥様が座られていて
気分が悪いといわれて動か
なくて!」
「えっ、
大丈夫ですよね!! 椿さんは今
どうされてます?」
「はい、あっちいったり、
コッチ行ったり…。」
「あ⌒よかった⌒あ。動けるん
ですねー。」
結菜は高鳴る動機を押さえてホッとした。
「いいえ、じっと今寝ておられます。
血圧も50しか、ありません。」
「えっ、・・・あっちいったり…
・・・コッチ行ったりって…
…アッチ・・・って!!あっち!!」
「はい、すぐいらしてください。」
すぐコートとバックをもって、
飛び出した。
丁度アパートを出たら九条家の
車が止まっていて、結菜様、お迎
えに参りました。
いつも椿さんのお付きの家政婦
さん黒塗りの高そうな車から
降りてきた。
「ありがとうございます。」
御礼を言って乗り込む。
ドキドキしながら。
誰も喋らないし、静かなまま
九条家の門をくぐる。
結菜が泡くって、飛び込むと椿さんは
ベッドによこたわったまま
少し白い顔色で、ニッコリ笑った。
「結菜、来てくれたのかい。」
あ~あ~あ、ヘナヘナと崩れ落ちた。
「もうっ、椿さん!じんばいじ
たんだがらぁ
ウワ~ンウワ~ン!グズ~ツ
グズ~ツ!」
「ば~ちゃん、大丈夫かー!! 」
光寿郎も血の気がない顔をして飛
び込んで来た。
結菜は、光寿郎を見て飛びついた。
光寿郎は結菜を抱き止めて
[オツ、オオオー」と叫びながら
ドスンとソファーに
倒れてしまった。
結菜はまだ泣き止まない。
ヨシヨシ光寿郎は結菜をナデナデ
してなだめているが…
椿も含め全員が固まった。
其処にいた全員が見たものは、
椿の血圧低下並みに、ぶっ倒れ
そうな光景だった。
次々に、サーッ、サーッと血の毛が
引いて行く音がする。
光寿郎のチユーリップ並みに咲いた
色とりどりの、リップキスの痕が…
あとが…
服の乱れが…
乱れが…
全・・・ヤバイだろ~。
(il||li (汗、タラ〜リ。) il||li)
かなりヤバイ、ヤバイ
山根が、光寿郎と結菜の間に入り
バスタオルで、結菜の涙を拭く
振りをして、首をクイクイしている。
雁首つかんだ警備の体格のいい狭山が
ウンウンと頷き、光寿郎を無理やり
はっぺがし、引きずり連れて出た。
鏡の前でゴチンと、お見舞いされ
「どこいってんだぁ~俺達が
お前の為、必死なのに(怒)!!(怒)!!(怒」
光寿郎は鏡を見てひっくり返りそう
になった。
「ア、ヤベーキスマーク付きすぎじゃ
ね。
イヤイヤこれ!! 接待、接待。
遊んでたんじゃねーよ。
ほんとだってぇー。」
身体をふき、ぱ.ぱ.ぱ.とシャツを替えて、顔を洗い狭山と部屋に戻ると
結菜は落ち着いていた。
予想していたがもう駄目だと思う
半面密かな期待をもち電話が鳴る
と結菜と思って飛びついてしまう、
自分の愚かさを後悔した。
仕事をしながら動き回る愛莉を見る。
彼女は好きだけど、愛じゃない。
いつでも心にあるのは、結菜だ。
俺だけか?結菜はどう想っている
のか?応接室の赤いバラで花占い
をする。|
スキ? キライ? スキ?キライ
・・・ルー うっキライ!
さっきスキ?から始めたから
キライ? スキ? キライ?
・・・ループもう一回
スキ?キライ?スキ?キライ?ループ
アアッもう一回。
もう一回
まだやるんですか?
掃除したいんですけど。
掃除を担当しているスタッフとジー
っと目が合う。
おばちゃんは、
「バラ1本2百円!!! 勿体ない!! 」
床にはパラパラパラと光寿郎の指から
薔薇の花びらが零れ落ちピュン
ピュンピュンと飛んでいた。
光寿郎の指は薔薇独特の甘い香りが
していた。
「まったくう~中学生の女子でも
こんなアナログ的な占いしない!! 」
そう言うと腰をかがめて、
薔薇の花を掃こうとした。
プー
ん?今なんか音がした?
おばちゃんは、知らん顔で、チラッ
チラッと光寿郎を気にしつつ、
サッササッサとと掃除を始めた。
ああ、!まさか!?
(大夢の言っていたクリーンルーム
の、おばちゃんか?)
俺は、確かめるべく
「天朋堂の饅頭なんか好きですか?」
と聞いた。
おばちゃんは、すぐ
「大好きですよ♡。」と人が変わったような笑顔で応えてきた。
≪≪ビンゴ≫≫
「今日何時までいますか?」
と聞いた。
とゆうのは、この へ こきおばちゃんは凄く頭が回り、いいアドバイスを
くれると評判おばちゃん。
相談事話すと必ず解決してくれると
言う噂でどこから現れるか、
どこにいるのか?知ってる人にさえ
なかなか会えないらしい。.
光寿郎の大親友、大夢も何度も
相談して女難の相を回避していた。
その時は会社にいたらしい。
大夢は凄くついていたんだ。
(★旦那様からの、I love you より★)
何度も修羅場を潜ってきた人生の
先輩天明堂の饅頭に目が無い
そうだ。
しかも今日はよそから掃除の応援を
呼んでいた。多分その中のひとりだ。
光寿郎は、天朋堂に電話してすぐ配達
してもらった。
仕事が終わったら、専務室によって
もらう用に頼んでいた。
おばちゃんは、
「あ、あ~あ、またあの?噂聞
いたの?」
「仕方ないね~。噂なんて
噂なんだから‥。」
「でも!! 熱いお茶も御願いしますよ。」
ドオッコイ、ショ
(嗚呼あっキター)
危ないと、センサーが働き
俺は、すぐその場を離れた。
プッ.プッ.プッ.
(*≧m≦*)おそかった、クッサー
間違い無い!!
大夢から聞いていた、ドオッコイ.ショ
の後は必ず、ラッパ屁の、お土産を飛ばすと…
どっこいしょ、は大丈夫
ドオッコイ. ショがヤバイと。
そして、待ちに待った おばちゃん
たちは‥昼過ぎに三人くらい
連れ立ってやってきた。
キャキャキヤ言いながら3人登場。
3人分の屁は流石に無理‼
急遽、開いていた第3会議室に
変更した。換気OK . OK
おばちゃんは、「ご用件は?」
光寿郎は、ヘコキおばちゃん除く
2人を見つめて…
「 あ、あの。」
「ああ、この2人は私の知り合いで
口は固いから安心しなさい。
いつも一緒に解決策考えてるから。
何でも相談しなさい。」
そう言われたので
一連の流れを隠さず告げた、
「ああ~それは痩せ我慢だね。」
(へこきおばちゃん。)
「だよねぇ~、若い娘によくある
ことさぁ~」(おばん、その1)
「窮地に追い込めば…云々
取り乱して飛んでくるよ。」
(その2)
「あんた椿の孫だって?」
「バーちゃん知ってるんですか?」
「うん。私は村松の会長なんだよ。
だからね暇!椅子に何時間も座るの
やだからねぇ~、
色々やってるよ。不倫とか見つけ
たらすぐその場で引き剥が
してるよ。」
「 村松の、グループや関連会社
をまわ って会社内の、色々を
そうじしてるのよ、」
「 まあ自分の会社のみだけどね。
家庭を壊したら会社にも響くしね。
嫁、子供泣かせちゃいくないよ、
場合によるけどね。」
「お茶おかわり~ィ」
「あっ、私も。」
「あっ、私もホシイ~。急須ごと
ちょうだーい。」
ゴクッ、 ゴクッ
ゴクッ。
「やっぱり天朋堂のはうまいねー。」
「うん、うん うん。」
「いい茶葉使ってるよね。静岡?
福岡の八女茶?」
「今日のは八女茶です…が。」
おばちゃんたちは、合わせたように
「アタリィ~八女茶だ。」
「うんうん旨いね~。」
と三回首を振った。
「さあてとかえるかあ。」
「えっ,それだけ?」
「大丈夫、大丈夫、その子も
あんたの事好きだからさ!!
家宝は寝てまてだよ。」
どっこいしょ、
「じゃあ、ごっそうさん。」
「お土産もありがとさん。」
ペコペコして三人は
ペチャクチャ、ペチャクチャまあ
よく喋りながら賑やかに
帰って行った。
「村松の会長?ってたなあ。」
寝て待てねえから頼ったのに…
なんだよ…。
松村って清掃会社
確か、別会社でブライダル
だつたっけ・・・
その夜は、接待で光寿郎は銀座に‘
いた。
何ヶ月前は、用もないのに通い
続けた昔の女も沢山いる。
「きゃあああ~、ひさしぶりぃ」
何人もの女達に抱きつかれ
愛莉は、おされ
跳ね飛ばされボロボロだった‥
女って凄まじい。
「きゃあああ~、銀座に帰って
きたの~お、嬉しいーっ。」
Chu!! チュッ、チュッ、チュ~ウ
あっとゆうまにキスマークの赤
やオレンジ、ピンク、のリップ
フラワー。
ほっぺどころかシャツや胸、
たくさんの歓迎を受けまくり、
胸はあけはだかれ女の、天こ盛り。
危うく下までやられそうだ。
秘書達が身体を張って止めにはいる、
あらゆる意味で、修羅場!
秘書にもチュッ、チュッ、チュッ
のお裾分けがつきまくり、秘書連は
嫁と喧嘩になるのを恐れまくり
急いでシャッを買いに走った。
その夜‥
「もしもし?はい、椿さん?」
「いえ、秘書の山根です…。」
いっもよりくぐもった声の山雄さん。
どうしたのだろう。
「山根さん?どうされました?」
「はい…今すぐ来て頂けませんか」
「えっ、!!何かありました?」
声は落ち着いているが、緊張感が
伝わる。
「 奥様が座られていて
気分が悪いといわれて動か
なくて!」
「えっ、
大丈夫ですよね!! 椿さんは今
どうされてます?」
「はい、あっちいったり、
コッチ行ったり…。」
「あ⌒よかった⌒あ。動けるん
ですねー。」
結菜は高鳴る動機を押さえてホッとした。
「いいえ、じっと今寝ておられます。
血圧も50しか、ありません。」
「えっ、・・・あっちいったり…
・・・コッチ行ったりって…
…アッチ・・・って!!あっち!!」
「はい、すぐいらしてください。」
すぐコートとバックをもって、
飛び出した。
丁度アパートを出たら九条家の
車が止まっていて、結菜様、お迎
えに参りました。
いつも椿さんのお付きの家政婦
さん黒塗りの高そうな車から
降りてきた。
「ありがとうございます。」
御礼を言って乗り込む。
ドキドキしながら。
誰も喋らないし、静かなまま
九条家の門をくぐる。
結菜が泡くって、飛び込むと椿さんは
ベッドによこたわったまま
少し白い顔色で、ニッコリ笑った。
「結菜、来てくれたのかい。」
あ~あ~あ、ヘナヘナと崩れ落ちた。
「もうっ、椿さん!じんばいじ
たんだがらぁ
ウワ~ンウワ~ン!グズ~ツ
グズ~ツ!」
「ば~ちゃん、大丈夫かー!! 」
光寿郎も血の気がない顔をして飛
び込んで来た。
結菜は、光寿郎を見て飛びついた。
光寿郎は結菜を抱き止めて
[オツ、オオオー」と叫びながら
ドスンとソファーに
倒れてしまった。
結菜はまだ泣き止まない。
ヨシヨシ光寿郎は結菜をナデナデ
してなだめているが…
椿も含め全員が固まった。
其処にいた全員が見たものは、
椿の血圧低下並みに、ぶっ倒れ
そうな光景だった。
次々に、サーッ、サーッと血の毛が
引いて行く音がする。
光寿郎のチユーリップ並みに咲いた
色とりどりの、リップキスの痕が…
あとが…
服の乱れが…
乱れが…
全・・・ヤバイだろ~。
(il||li (汗、タラ〜リ。) il||li)
かなりヤバイ、ヤバイ
山根が、光寿郎と結菜の間に入り
バスタオルで、結菜の涙を拭く
振りをして、首をクイクイしている。
雁首つかんだ警備の体格のいい狭山が
ウンウンと頷き、光寿郎を無理やり
はっぺがし、引きずり連れて出た。
鏡の前でゴチンと、お見舞いされ
「どこいってんだぁ~俺達が
お前の為、必死なのに(怒)!!(怒)!!(怒」
光寿郎は鏡を見てひっくり返りそう
になった。
「ア、ヤベーキスマーク付きすぎじゃ
ね。
イヤイヤこれ!! 接待、接待。
遊んでたんじゃねーよ。
ほんとだってぇー。」
身体をふき、ぱ.ぱ.ぱ.とシャツを替えて、顔を洗い狭山と部屋に戻ると
結菜は落ち着いていた。