俺のまさかの溺愛狂想曲
結菜は玄関先で腕を組み怒りを
抑えていたのが分かる。

いくら愛しい彼女でもビビる、
くらいのド迫力があった。

7歳も俺の方が上なのに惚れたが
負けとはよく言ったものだ。

「あれって浮気か?」
結菜の目を見ながら聞いた。

「あれ?とは?」
          

「何十年会ってない友人と         ハグしたこと!!.」


( ムカッハグも、したんかーい
   知らんかった。)
 「桜さんと?」
         

「うん。ハッし、しまった
 しらなかった・・・のか???」


   「知らんかったワ!!
  カウント1。
    あと、まだあるよね。」


「友達と飲みに行った。こと?
 それぐらい良いだろう。
 ひさしぶりだし‥。」

 「ハーイ、カウント2
まだあるよね。」
 

「え?な、なに?」


  「仲良くデートしてたやん?」
ムカッ‼💢
       

「あ、あれさ、御飯食べただけ。」
    「そうだったの?」フウ~ン

「で!!」
   「えっ?で!!って!!」
        

「私ずっと待ってた。日本に彼女
居ますって言ってくれるのを…
 でも光寿郎は美人の桜さんに
夢中だったでしよ。ハワイにいれば
いいのに何で帰ってきたの?
 意味ないでしょ。馬鹿じゃないの?」


         「は?」
          

「「は?」じゃないわよ、婚約者の
 とこかえんなさいよ。
 もう来ないで!!
 この浮気野郎!!」


結菜は冷たい笑いを浮かべ品定め
するように下から上に視線を
はわせる、一カ所で泊まり、

「お疲れね。」

そう俺の股関を見てポツンと呟くと
俺の顔を、叉ジッと見た。」

 「だから、誤解だって
ここも疲れてないって‼
  ホントだょ。」
       

「ふう~ん、私も同級会あんだよねー。
      ^o^
ひさしぶりだし楽しみなんだぁ~
ハグOK, 飲みOK, 朝帰りOK
男友達と街ブラOK なんだぁ~心広い。
ってかぁ~もう、関係なかったっけ?
光寿郎は、婚約者いるっし・・・。」


「は?聞いてないぞ!! いつだよ。」
しっこく光寿郎が聞いてくるので、
ガツンと言ってあげた。
       `ω´
「しらなーいっ 教える義務なーい!!
ベーダ
 他人の男にプライベートは話さ
ね えよ‼。」

「は?」

「帰れハイ 帰れハイ 帰れハイ 帰れハイ。」
 手拍子で追い返す。
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