女の子にならせてよ
「は…、?」
びっくりして、ご飯を食べていた手を止めた麗央。
「大丈夫だよ。私、前よりは強くなれてたみたい」
笑った私を見て、少し安心した様子の麗央。
「無理すんなよ。」
弟の優しさが胸に響き、リビングを出た。
部屋に行き、本日2度目のベッドにダイブをして目を瞑る。
眠たい、瞼が重い。
どんどん意識が沈んでいってるのがわかる。
しばらくしてだんだん意識が遠くなっていき、私は眠った。