女の子にならせてよ


突然悲鳴をあげた私に首をかしげる陽気な人。





不機嫌な人は黙って私を見てるだけだった。



「…あっ……ありがとう…ございます」






この状況は心臓に悪いが、とりあえず運んでもらったお礼を言った。


微笑んでくれた陽気な人と相変わらず無表情な不機嫌な人。


…この2人、真反対だな、。


そんなことをまだ若干クラクラする頭で、ぼーっと考える。







てか、なんでこんな日に倒れるの…私。






よりにもよって入学式の日に…………え。







「入学式!!!」









今度は突然、私が入学式!と叫ぶからびっくりされた。



< 18 / 126 >

この作品をシェア

pagetop