先生が私に恋をした
「かっしー、私行くね。お疲れ様ー」
かっしーの顔もみず、駆け出した
着替えて外に出たときは18時を少し過ぎていた
駐車場に向かって歩いてると

「奏さん」
後ろから日野先生の声が聞こえた
良かった
待たせてなくて

日野先生が私の隣に並んだ
「お酒飲もうかと思って。10分位歩くけどいい?」

「はい、大丈夫です」
再び歩き出す

ふと先生を見ると
私服、白衣とか術衣とは違ってなんだか新鮮

「あー、奏ちゃんと日野先生だー」
声が聞こえた方を見ると

助手の由紀さんと受付の鎌田さんだった

「二人でどこ行くんですかー?」
由紀さんの質問に応える先生

「ご飯食べに行くんだよ」
「いーなー、私たちも一緒に行きたいです」

先生はごめんと手をあげる
「また今度ね」

「絶対ですよー」
由紀さんと鎌田さんが手を振って車に乗って帰ってく



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