先生が私に恋をした
「そんな気にしなくていいのに」
「いや、本当に大丈夫です。乗せてってもらう予定ですし」

そんな予定ないけど
でも、そこまでしてもらうのは何か違う気がするし
あ、この際だから本当に誰かに乗せてってもらおうかな
ウソだと思われないように

話ながら歩いてるうちに病院に到着

先生は病院の宿直室に泊まるそうで
私は飲んだので運転出来るわけもなく
家に電話して迎えに来てもらうことにした

「おやすみなさい。」
「おやすみ、また明日」

先生は病院の中へ
私は迎えの車に乗った

明日寝坊しないようにしないと
お弁当ないから、ギリギリまで寝てよう

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