先生が私に恋をした
絶っっっ対からかわれてる
からかって楽しんでるだけだ
年下に遊ばれてる、私
悪い夢だ
あぁー、もう消えたい
恥ずかしすぎて消えたい

満足そうに頬笑むかっしー


ご飯を食べ終えて外に出ると

「あ、奏さん、満月だよー」

空を見上げてため息が漏れた

近いから歩いてきたと言うかっしーを車に乗せて
送っていくことに
エンジンをかけたとき

「奏さん、、、」

助手席に座るかっしーの右手が私の左手を握る
そのままかっしーの方に引き寄せれ
抱きしめられる
突然のことに慌てて離れようとしたけど
かっしーの力は強くて

「奏さん、好きだよ」

そう言うと身体を少し離して
今度はキスが、、、
この前されたキスより深くて熱い
かっしーの吐息が私の頬をくすぐる

ダメだ
流されちゃう
キスの熱で頭がクラクラする




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