先生が私に恋をした
そして、医局掃除のときは決まってキスをせがむ
本当は今すぐ押し倒したいけど、、、と笑いながら
私が掃除する姿を飽きることなく目で追ってる
私はそんなやり取りもいつの間にか当然のように
受け入れ、最初の頃にあった戸惑いや彼氏に対する罪悪感も
徐々に薄れていた
そして、かっしーも秋の結婚を白紙に戻していた
知らされたのはだいぶ後になってからだった
「掃除終了です。じゃあ、私外来戻りますね」
月末に専門医の試験があるとかで資料とにらめっこ
していたかっしーが私の声に振り返る
「ありがと、奏さん。」
そう言って私のそばまで来ると
ちゅっと軽く触れるだけのキスをして抱きしめた
かっしーの鼓動が私の中に心地よく沈んでいく
プルルプルル
穏やかな時間を切り裂くように内線がこだまする
「私、出るよ」
かっしーから離れて電話にでる。
「はい、外来の原田です」
「あ、奏さん、柏木先生いる?急患で手伝って欲しいん
だけど、、、」
本当は今すぐ押し倒したいけど、、、と笑いながら
私が掃除する姿を飽きることなく目で追ってる
私はそんなやり取りもいつの間にか当然のように
受け入れ、最初の頃にあった戸惑いや彼氏に対する罪悪感も
徐々に薄れていた
そして、かっしーも秋の結婚を白紙に戻していた
知らされたのはだいぶ後になってからだった
「掃除終了です。じゃあ、私外来戻りますね」
月末に専門医の試験があるとかで資料とにらめっこ
していたかっしーが私の声に振り返る
「ありがと、奏さん。」
そう言って私のそばまで来ると
ちゅっと軽く触れるだけのキスをして抱きしめた
かっしーの鼓動が私の中に心地よく沈んでいく
プルルプルル
穏やかな時間を切り裂くように内線がこだまする
「私、出るよ」
かっしーから離れて電話にでる。
「はい、外来の原田です」
「あ、奏さん、柏木先生いる?急患で手伝って欲しいん
だけど、、、」