dear
プロローグ
満月だったあの夜、俺は無性に外に出たくなった。
親には、「コンビニに行ってくる」と伝えて家を出た。
月を見ながら、暗闇の道をただ歩いていた。
道には街灯もなく、本当に真っ暗だった。
だが、月が俺の行く先を照らしてくれていたから、なんともなかった。
今日は遠出をした。
もし、コンビニに行っていたなら、もう着いてもいい時間帯だろう。
時間が気になって、ズボンの右ポケットに手を突っ込んだ。
ポケットには何も入っていなかった。
携帯…忘れた。
落ち込みながらも、前を見ながら俺は歩いた。
親には、「コンビニに行ってくる」と伝えて家を出た。
月を見ながら、暗闇の道をただ歩いていた。
道には街灯もなく、本当に真っ暗だった。
だが、月が俺の行く先を照らしてくれていたから、なんともなかった。
今日は遠出をした。
もし、コンビニに行っていたなら、もう着いてもいい時間帯だろう。
時間が気になって、ズボンの右ポケットに手を突っ込んだ。
ポケットには何も入っていなかった。
携帯…忘れた。
落ち込みながらも、前を見ながら俺は歩いた。